はじめに
日本でも富裕層の増加に伴い、耳にする機会が多くなってきた「プライベートバンク」。
耳にする機会は増えても、その実態を知らない方がほとんどではないでしょうか。
プライベートバンクとは、「個人の富裕層に最高の金融商品やサービスを提供する」銀行です。
もちろん、情報秘匿性や信頼度もさることながら、顧客に対して最高のサービスを提供するのがプライベートバンク。
今回は、そんなプライベートバンクの実態について詳しく紹介していこうと思います。
プライベートバンクとは？
プライベートバンクとは、スイス発祥の銀行形態のひとつで、主に世界中の富裕層を相手に取り引きを行う銀行です。
プライベートバンクは、情報秘匿性、信頼度が非常に高いのが特徴です。
主要業務は資産の保全や資産運用ですが、他にも人生においての相談や個人に特化したサービスを提供。
一般的にプライベートバンクを利用できる顧客は、富裕層が中心となっています。
具体的には、米ドルで100万ドル以上、日本円で1億円以上の資産を保有しているというのがひとつの目安です。
銀行側は顧客から預かった資産の管理や運用、保全を行い、それらの手数料を受け取り成り立っています。
つまり、顧客の資産が増えれば増えるほど手数料が増え、銀行側が儲かる仕組みとなっています。
あなただけのサービスを提供
プライベートバンクは、資産の管理や運用のみを行うわけではありません。
顧客のニーズに合った独自のサービスを提供しているのが特徴です。
具体的には、下記のようなサービスがあります。
・オーダーメイドの金融商品紹介
各顧客のニーズに合わせたオーダーメイドの金融商品を紹介、提供してくれるサービスです。
・事業サポート
顧客が経営者であれば、事業に対するアドバイスやコンサルティングを提供してくれます。
・オーダーメイドの旅行提案
プライベートバンクは、旅行会社などと繋がっているケースが多く、顧客のニーズに合わせた旅行を提案してくれます。
他にもプライベートバンクならではのサービスを多く提供してくれています。
プライベートバンク口座を開設するのは簡単ではないですが、目指してみても良いのではないでしょうか。
長期的な付き合いで、ライフプランのアドバイス
プライベートバンクのもうひとつの特徴が、ライフプランのアドバイスを提供してくれる点です。
人生におけるお金の相談はもちろんのこと、人生設計にまつわるすべてについて親身になってアドバイスが貰えます。
人は生きていれば、教育資金や保険、老後資金、生前贈与や相続、事業継承などたくさんのことで悩みます。
プライベートバンク口座を持っていない方は、それぞれの専門家に相談をするしかありません。
一方で、プライベートバンク口座をお持ちであれば、まず、自分の資産状況を把握されています。
そのうえで、長期的な付き合いをしている分、信頼関係が生まれていることでしょう。
そういった方に相談、アドバイスを貰えるのは、安心ではないでしょうか。
まとめ
今回、プライベートバンクについて紹介しました。
選ばれた人のみが開設できるプライベートバンクは、サービスもとても充実していました。
口座開設条件はとても厳しく、多額の資産があれば開設できるわけではありません。
家族構成の確認や身内の犯罪歴の確認、その後に銀行経営者や頭取と面談をし、やっと開設されます。
まさに選ばれた人のみが持てる最高のステータスと言えるのではないでしょうか。
最高のステータス、そして最高のサービスを受けるために、プライベートバンクの口座開設を目指してみてはいかがでしょうか。
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