相談事例2
case資産管理会社を活用した資産運用設計と次世代への資産承継対策
「子供への資産承継を真剣に考えたいがどうしたらいいか分からない」
60代・男性
元オーナー経営者
家族構成:奥様とお子様2名
資産背景:保有資産8億円
年収:なし
- 昨年会社を売却し、まとまった資金を手にしたものの、どう運用していいか分からずアドバイスがほしい
- ベトナム不動産セミナーに参加し、プレビルドマンションを購入、追加で投資した方がいいか検討したい
- 証券会社に勧められ、個人向け国債に投資したがさらに投資した方がいいのか意見がほしい
- お子様への中長期的な資産承継、相続対策を検討したい
資産配分
通貨バランス
資産運用設計
効用
資産配分を見直し国際分散ポートフォリオへ
・円預金・新興国不動産偏重から株式・債券・国内不動産への資産分散
・日本国債は投資効率を考慮し売却
・新興国通貨の保有比率の高さと流動性の観点から、これ以上の新興国不動産への投資はペンディング
キャッシュフローの増大
・先進国債券、国内不動産、新興国不動産から毎年合計約4000万円のインカムゲインが期待できる
資産管理会社を活用した不動産管理と次世代への円滑な資産承継
・国内外の不動産は管理と資産承継の観点から資産管理会社で保有
・将来的に資産管理会社の株式をお子様に贈与
相続税評価軽減効果
・都内マンションへの投資による相続対策
効率的な納税資金準備
・米ドル建て終身保険の活用により効率的に納税資金準備
・生命保険の非課税枠(法定相続人×500万円)の活用
プライベートバンカーのコメント
ご自身で勉強されてベトナム不動産、個人向け国債に投資されており、追加での投資を検討されていましたが新興国不動産は十分に保有していることと個人向け国債はほとんど利回りがないことから当該資産への追加の投資は保留にしていただきました。
ご要望の相続対策は資産管理会社を2つ設立し、国内外の不動産を所有する法人として、将来的には資産管理会社株式のお子様への贈与を考えております。
お客様の声
担当のプライベートバンカーと打ち合わせを重ねる中で気づいていなかった私自身が本当に求めている資産ポートフォリオや運用設計、相続対策が明確になり本当に助かりました。
新興国不動産についても成長性が高いというだけで良い投資先だと思っていましたが、資産全体のバランスや通貨リスク、流動性が低い問題なども考えると投資を止めてもらって良かったと思います。
資産ポートフォリオと運用設計を構築したあとも外貨、株式、債券、不動産の比率を常に考え、全体的、客観的な観点からアドバイスをしてくれるのでいつも参考にしています。