相談事例4
case事業会社の余剰資金有効活用と自社株式の相続対策
「法人の業績が順調に成長しており、将来的な株価対策を検討したい」
40代・男性
未上場会社のオーナー経営者
家族構成:奥様とお子様2名
事業会社情報
- 売上:10億2000万円
- 営業利益:9000万円
- 余剰現預金:2億2000万円
ご要望
- 経営する事業会社の業績が順調に成長しており、将来的な株価対策を検討したい
- 個人と事業法人の資産を明確に分けて管理したい
- 兄弟会社が2社あり、今後も新規事業を増やし多角化経営を進めたい
- お子様がまだ若く、事業会社を承継するかどうかは不明
- 法人の余剰資金を有効活用したい
資産配分
通貨バランス
相続・事業承継対策
株式移転による持株会社設立
効用
1
自社株の株価対策
・持株会社化により創業家は収益性の低い持株会社の株式を保有することになり事業承継を円滑に進めることが可能
2
創業家と事業会社の資産の明確な区分
・創業家と事業会社の資産を明確に区別して管理することが可能
3
グループ経営の促進・合理化
・「経営戦略の立案」と「事業の業務執行」を分離することでグループ経営の促進と合理化が可能
・将来的にはお子様を子会社の社長にすることなどで後継者の育成にも活用可能
4
余剰資金の有効活用とキャッシュフローの増大
・債券での運用により年間約1000万円の利金収入を獲得
プライベートバンカーのコメント
事業が順調に成長していることから、中長期的な株価対策や相続対策が課題でした。
また個人と事業会社の資産を明確に区別したいという要望やグループ経営に舵を切りつつあったことから、株式移転による持株会社設立が問題解決に一番近いソリューションかと考え、組織再編をご提案させて頂きました。
余剰資金は創業家が保有する持株会社において、債券を中心に資産運用することで有効活用しております。
お客様の声
事業拡大、相続・事業承継対策、資産運用と取り組む課題が多く混乱している中で、全てを考慮した上で明快な解決策を提案してもらえました。
現在は資産運用や承継対策だけでなく、息子の進学先や就職先、関心があった社会貢献活動などについても相談させてもらっており、ウェルスパートナーと担当のプライベートバンカーは私の人生のパートナーだと思っています。