相談事例3
caseリスク許容度と流動性比率を考慮した適切な資産ポートフォリオ
「父親から一棟アパートを相続したが、保有し続けていいか分からない」
40代・女性
会社員
家族構成:母親
資産背景:保有資産2億5000万円
年収:400万円
- 昨年、父親が亡くなり地方の一棟アパート2棟を相続したものの、このまま保有し続けた方がいいのか分からない
- 相続したアパートの修繕費用が今年約2000万円発生し、また追加で費用が発生する可能性があり不安を抱えている
- 一方でアパートの家賃収入が生活資金となっており、手放すことには抵抗がある
- 年間1000万円程度は資産運用でのキャッシュフローがほしい
- アパート以外の運用先も探してセミナーなどに参加しているが、何がいいのか判断できない
資産配分
通貨バランス
効用
資産配分を見直し国際分散ポートフォリオへ
・国内不動産偏重から債券への資産分散
・米ドルをはじめ各国通貨へ為替リスク分散
リスク許容度と流動性比率を考慮した適切な資産ポートフォリオを構築
・流動性の低い一棟アパートから比較的流動性が高い外国債券、都内区分マンションにリバランス
安定的なキャッシュフローの確保
・債券の利金収入、区分マンションの家賃収入により年間約1500万円のキャッシュフローを獲得
レバレッジを活用し投資効率を向上
・国内の不動産投資に一部レバレッジを活用
プライベートバンカーのコメント
問題点は保有資産の9割が流動性の低い一棟アパートに偏っており、また2棟とも築30年以上が経ち、修繕費用の負担が高くなっていることでした。
同資産はお客様のリスク許容度を大きく超えており、流動性バランスにも問題があったため、まずは一棟アパートの売却をご提案しお手伝いしました。
さらにアパートの売却代金で、流動性の高い先進国債券、都内の区分マンションに分散投資し、安定的なキャッシュフローが生まれる資産ポートフォリオを構築させて頂きました。
お客様の声
担当のプライベートバンカーに自分の置かれている状況や不安などを正直にぶつけ、資産ポートフォリオの提案をして頂きました。
経済や金融について何の知識もない私に担当のバンカーの方が何度も丁寧に現状やリスクを分析し説明をしてくれたことで、ようやくアパートを売却した方がいいと決断することができました。
資産の中心が一棟アパートのときは万が一のときに売れないことや、高額な修繕費用かかることもあり毎日、不安やストレスを抱えていましたが、現在は比較的に流動性の高い債券や区分マンションが資産の中心となっており、母と安心して毎日を過ごすことができ、ウェルスパートナーさんには本当に感謝しております。