はじめに
皆さんこんにちは。株式会社ウェルスパートナー資産デザインソリューションズ代表の世古口です。当社は富裕層や経営者向けに資産運用のコンサルティングを行っております。私がたくさんのお客様から資産をお預かりしてきた経験から、資産運用に関する様々な情報をこのチャンネルで発信したいと思っております。
本日のテーマは、株が上がるかどうかなんて誰にも分からないというテーマでお話ししていきたいと思います。
株をお客様に買っていただいている私が、こういうことを言うのもちょっと変なのですが、株が上がるかどうかなんて誰にも分かりません。
株が上がるなんてなぜわかるのか?
証券会社であったりは、株が上がるという前提でこの株上がりますよ、下がりますよという話をしながらお客様に個別株であったりファンドを買ってもらっております。
ただ、そんなことってなんで分かるんですかって私は思うんですね。
世界の人口が増えて、経済が成長していくっていう理論に基づけば、株は上がるとは思うんですけども、ただ人口が減る可能性もありますしコロナみたいな現象で経済的なダメージが大きくて、株価を結構下げることもあると思います。
なので私は株が上がるなんて、なんで分かるのかなって疑問に思います。
ウォーレン・バフェットでも失敗はしている
ご参考に株が上がるなんて誰にも言い切れないないということはウォーレン・バフェットの最近の投資を見ていても分かります。
ウォーレン・バフェットはアメリカの成長に賭けるという意味で、アメリカ株に投資をしてきました。
コカ・コーラやデルタ航空であったり、様々なアメリカの会社に投資しているのですが、ただ今年のコロナの影響で、航空会社株というのは業績が大変なことになって株価も下落しております。
ウォーレン・バフェットは失敗を認めて、航空会社の株を売却しました。何十年も投資をしていて、あれだけ著名な投資家であっても読みを間違える、失敗するということです。
ウォーレン・バフェットが株の予想に失敗するということは証券会社の一営業マンごときが、この株が上がるなんて、口が曲がっても言ってはいけないことだと私は思っております。
私が株を勧めるときにお伝えするのは株は上がるかもしれないし下がるかもしれません。株を持つ目的というのは経済が成長する中で自分だけが置いていかれない。インフレで物価が上がる中で自分だけが取り残される。そういうリスクをヘッジするためのツールですというふうにお伝えしています。
まとめ
安易な気持ちで株を買えば、下がっても気にならないし、上がっても気にならないのです。と言ったところで本日は株が上がるかどうかなんて誰にも分からないというテーマでお話をさせていただきました。
今回の動画が参考になったという方、ぜひ今後も資産運用作業に関する様々な情報を発信していきますので、高評価、チャンネル登録をよろしくお願いいたします。
株式会社ウェルス・パートナー
代表取締役 世古口 俊介
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。
2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者1万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
メディア掲載情報:「m3.com」「ZUU online」「MONEY zine」「マネー現代」でコラムを連載中