はじめに
4年に一度の大イベントといえば、もちろんオリンピック!と答える方が多いことでしょう。
2020年、今年は東京でオリンピックが開催されることもあり、日本国民はとくに注目をしていることだと思います。
しかし、遠く離れた国、アメリカでは4年に一度の大イベント『アメリカ合衆国大統領選挙』が行われます。
「アメリカの大統領がだれになろうが関係ない。」
そう思っている方もいるかもしれませんが、少なからず日本への影響もあります。
そこで今回は、現在、米大統領選挙に立候補している候補者について紹介していこうと思います。
2020年米大統領選挙はいつ?
アメリカ合衆国大統領選挙は【2020年11月3日火曜日】に行われます。
アメリカの大統領選挙は『間接投票制度』ですが、日本の内閣総理大臣指名選挙とは異なり、国民が大統領を選びます。
そして、2020年11月3日に行われる大統領選挙を前に、民主党・共和党で『予備選挙』が行われていることをご存知でしょうか。
予備選挙では、両党の候補者を選ぶための選挙が行われています。
そのため、米大統領選挙は、今現在開始されていると言っても良いです。
予備選挙で選ばれた両党の候補者は、本選挙で各州の選挙人を争奪し、より多く獲得したほうが大統領になれるのです。
2020年米大統領選の候補者(3月9日12時現在)
2020年2月末現在、2020年米大統領選挙に立候補している候補者について紹介します。
【共和党】
ドナルド・トランプ/第45代アメリカ大統領
2期目を目指すドナルド・トランプは、日本でも知らない人はいないのではないでしょうか。
「不動産王」としての一面も持つトランプ氏は
「Keep America Great=アメリカをこれからも偉大に」をスローガンに掲げて再戦を目指しています。
【民主党】
バーニー・サンダース/上院議員
民主党から立候補している候補者の中では最高齢の78歳のサンダース氏。
高齢がゆえの健康面が懸念される一方で、「民主社会主義者」として社会の貧困格差の是正に力を入れる。
ジョー・バイデン/前副大統領
オバマ前政権時には、8年間ものあいだ、副大統領としてオバマ氏を支えた陰の立役者。
知名度や政治経験に申し分のないバイデン氏ですが、77歳という高齢を懸念する声も聞こえています。
トゥルシー・ギャバ―ド/下院議員
2002年に21歳という若さでハワイ州議会議員に当選しました。
軍への入隊経験を持つキャバード氏は、髪の毛の一部が灰色であることにも注目が集まりました。
(撤退)マイケル・ブルームバーグ/前ニューヨーク市長|金融情報会社CEO
12年ものあいだアメリカ・ニューヨーク州・ニューヨーク市にて市長をつとめ、経済対策に積極的でした。
その一方で、何かと話題になりやすい人物であることは否めず、たびたび批判を集めています。
(撤退)エリザベス・ウォーレン/上院議員
中流階級で育った自身の経験をもとに、経済的に困窮する中流階級への支援を訴えています。
大口の献金は受け取らず、大企業や富裕層への増税を主張。
(撤退)ピート・ブティジエッジ/インディアナ州サウスベンド前市長
今回、米大統領選挙に立候補している候補者の中では最年少の38歳。
同性愛者であることを公にしているブティジエッジ氏は、夫と一緒に選挙活動を行っています。
(撤退)エイミー・クロブシャー/上院議員
弁護士や検事として活躍をした経験を持つクロブシャー氏は上院議員として現在3期目です。
2016年には、議員立法をもっとも成立させた人物でした。
(撤退)トム・スタイヤ―/実業家
ファンドなどで蓄えた多額の資金をもとに、今回の選挙に挑みます。
スタイヤ―氏は反トランプを掲げ、トランプ大統領の弾劾を求める団体も設立しました。
まとめ
今回は、2020年米大統領選挙の候補者について紹介しました。
4年に一度の大イベント、日本では2020東京オリンピックが行われますが、アメリカでは大統領選挙が行われます。
米大統領選挙は、為替への影響が大きいため、今後も注目しておきたいところです。
まずは、トランプ大統領の対戦相手はだれになるのか?について、注目しておきましょう。