2023
01/05
資産運用入門

はじめに

資産運用を始める際に気になるのは「成功のコツ」ではないでしょうか。
資産運用で成功するためのコツはおすすめの資産運用方法を知っておくことと、成功のためのポイントを把握しておくことです。
この記事では資産運用の成功法として、資産運用を成功させるための方法やポイント、初心者におすすめの方法などを解説します。

資産運用とは?

資産運用とは自身のお金などの資産を増やし、守ることです。

資産運用には投資と預金があります。投資とは株式や投資信託、債券、不動産などに投資することで、主に資産を増やしたいときの運用方法です。

預金は主にお金などの資産を守るときに使われる方法になります。預金の場合、利息で利益を出すことは期待できません。現在の日本の預金の金利は低いからです。ただ、預金はお金を増やすことに向かない代わりに、守ることに向く資産運用方法です。お金などの自身の資産を投資や預金などの各方法に分散させ、目標や方針に合わせて守り増やすことが資産運用になります。

資産運用の基本的な考え方は分散投資です。1つの金融商品に集中して投資してしまうと、その金融商品が値下がりしたときにリスクがあります。
債券や投資信託、不動産、株式、外貨貯金、定期預金などに2つ、3つ、4つ、5つといろいろな金融商品に資産を分散させておくと、1つの金融商品が値下がりしても他の金融商品のリターンによりリスク対策が可能です。

自身の資産を金融商品や金額などを考えて分散し、預金と投資を使い分けることにより資産を守り増やすことが資産運用になります。

資産運用の市場と盛り上がりの背景

資産運用の市場は日本で盛り上がりを見せています。
日本で資産運用が注目される理由は4つです。

・退職金や年金など老後資金の不安があるから
・iDeCoやNISAなど制度が整備されているから
・資産運用の投資は副業収入としても注目されているから
・銀行の普通預金や定期預金の金利が低いから

老後の生活のためにはまとまった資金が必要です。金融庁の「老後は1,300万円~2,000万円の資金が不足する可能性がある」という発表は大きな話題になりました。

年金問題や老後資金の問題が盛んに取り上げられる中、資産運用の必要性があらためて見直されたと言えるでしょう。老後資金の不安や年金問題などが、市場の盛り上がりの1つの理由になっています。

資産運用は「まとまった資金が必要である」という印象を持っていた方もいらっしゃることでしょう。

近年はiDeCoやNISAなどの制度が整備され、積立などをはじめとして少額からできる資産運用方法も充実しています。今まで資産運用を控えていた層があらためて資産運用に注目するようになったことも、理由の1つではないでしょうか。

日本の預金金利の低さにより株式や債券などより収益を得られる方法が注目されたことや、副業収入を得るための資産運用が注目されたことなども、市場が盛り上がった理由だと考えられます。

【リスク・リターン別】おすすめ運用方法

資産運用には大きく分けて3つのタイプがあります。タイプを把握して運用方法・方針を決めることが資産運用を失敗しないためのコツです。
資産運用の3つのタイプについて順番に説明します。

①ローリスク・ローリターンな運用方法

ローリスク・ローリターンの資産運用方法としては債券があります。
債券とはお金の貸し借りを対象にしている投資方法です。

たとえば、3年後の12月1日に返済する約束で企業に100万円債券投資しました。利息は年3%です。この債券投資では1年1%の金利を受け取れ、3年後の12月1日に貸した金額である100万円を返済してもらえます。返済と金利の受け取りを約束して行なうのが債券投資です。

債券投資はお金を借りた側が破綻しない限り、基本的に約束通りお金を返してもらえます。金利についても金融機関の預金よりは高いケースが多いため、ローリスク・ローリターンな運用方法です。

②ミドルリスク・ミドルリターンな運用方法

ミドルリスク・ミドルリターンの資産運用方法としては、投資信託や株式などがあります。

投資信託は投資のプロが運用する金融商品です。投資信託によって債券を多く組み込んでいるタイプや米国株が中心のタイプなど、いろいろな種類があります。

投資信託は取引後に値動きしますが、変動が緩やかなものや激しいものなど、タイプによって異なるのが特徴です。配当などを受けとりながら値上がり時に売却するといった運用方法が考えられます。

株式も取引後に株価が変動する金融商品です。株式も配当や株主優待も含め、利益が出るタイミングで売却して利益を得るといった運用方法が考えられます。

③ハイリスク・ハイリターンな運用方法

ハイリスク・ハイリターンな資産運用方法としては不動産投資があります。不動産を購入して家賃収入や売却による利益を得る運用方法です。
不動産投資はまとまった元手が必要になります。そのため、投資に失敗してしまうとリスクも大きく、場合によっては資産に大きな損失が出てしまう可能性があります。

初心者が資産運用を成功させるためのポイント

初心者が資産運用を成功させるためのポイントは2つあります。

・資産運用は少額からスタートする
・資産運用について学びながらステップアップする

資産運用を始めるときにいきなり高額からスタートするのはリスクがあります。分散投資の考え方や金融商品の特徴などを理解しながら、少しずつ金額を増やした方が安心です。
資産運用について学び、ステップアップしながら続けることが成功のためのポイントになります。

資産運用するときにおすすめな方法

資産運用の際におすすめの方法は専門家にアドバイスを受けながら行う方法です。

何時でも相談できる専門家がいる状況なら、分からないことがあれば即座に質問できます。また、専門家としての見解も訊けるため、資産運用の知識を効率的に身につけることが可能です。

まとめ

資産運用の初心者におすすめの方法は専門家に相談しながら分散投資や金融商品について学び、少しずつ資産運用に慣れる方法です。
ただ、この方法で資産運用をスタートする場合は、自分に合った専門家を見つけなければいけません。

IFAには無料の相談窓口などもあります。無料相談などを活用して、自分に合った専門家を探してはいかがでしょう。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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