はじめに
11月3日に迫ったアメリカ大統領選挙。今さらですが、アメリカ大統領選挙候補者を把握できているでしょうか?。アメリカで行われる大統領選挙であっても、日本に対する影響もあります。
そこで今回は、アメリカ大統領選挙について改めておさらい、考察をしていこうと思います。
アメリカ大統領選挙候補者
11月3日に迫ったアメリカ大統領選挙ですが、改めて候補者についておさらいをしておきましょう。
共和党:ドナルド・トランプ氏 現アメリカ合衆国大統領
民主党:ジョー・バイデン氏 元アメリカ合衆国副大統領
2020年11月に行われるアメリカ大統領選挙候補者は、現大統領のドナルド・トランプ氏とジョー・バイデン氏の一騎打ちとなりました。
ジョー・バイデン氏は、前アメリカ大統領であったバラク・オバマ政権時には、副大統領を経験している方です。一方でドナルド・トランプ氏は、不動産王としての一面を持ちながらアメリカ大統領として活躍してきました。ドナルド・トランプ氏は今回のアメリカ大統領選挙で再選を目指す形となっています。
今回のアメリカ大統領選挙でもっとも注目すべきは、新型コロナウイルス感染症に対する対策をどのように行っていくかです。現在のアメリカでは新型コロナ感染者数が600万人を超え、700万人に迫る勢いです。さらに死亡者数も20万人を超え、世界で最多となってしまいました。
このような状況をいかにして解決していくのか、といった部分も少なからず大統領選挙へ影響してきます。また、ドナルド・トランプ氏ははじめて大統領に就任してからの実績もある分、今回の選挙の強みにもなってくることでしょう。
どちらが優勢?
2020年9月時点では、若干程度ジョー・バイデン氏のほうが優勢といった状況です。しかし、ドナルド・トランプ氏との差は本当に僅差であり、あってないようなものです。
現時点では明確な優勢劣勢はほぼない状況であり、どちらがアメリカ大統領になってもおかしくはない状況。激戦州でもジョー・バイデン氏が優勢ではありますが、ほぼ互角、差が殆どない状況となっています。
世界経済への影響
ドナルド・トランプ氏が再選を果たすか、ジョー・バイデン氏が当選するのかによっても、経済への影響は変わります。アメリカの大統領が与える経済影響は、アメリカ国内にとどまらず、世界中へ影響をもたらすことは言うまでもありません。
世界1位の経済大国の大統領が決まるわけですから、市場の動きも変わってくることでしょう。ちなみに現時点ではジョー・バイデン氏が当選するとの見方のほうが強いですが、ドナルド・トランプ氏の支持率も上がっていることについては、注目しておきたい点です。
もしも予想と反し、ドナルド・トランプ氏が圧勝した場合、アメリカ国内の混乱は免れないでしょう。もしもドナルド・トランプ氏が圧勝すれば、選挙結果に対する異議申し立てを行う可能性も残されています。
異議申し立ての期日は12月8日となっているため、11月3日以降12月8日までは注目しておきたいところです。もしも12月8日時点で決着がついていなければ、大統領は下院、副大統領は上院が決めることとなってしまいます。
いずれにせよ、市場予想に従った結果となることが一番望ましいのではないでしょうか。
まとめ
今回は、11月3日に行われるアメリカ大統領選挙についてお伝えしました。
遠い国、アメリカで行われる一大イベントではありますが、日本への影響も少なからずあります。そのため、アメリカの大統領選挙は世界中が注目をしている一大イベントでもあります。
ジョー・バイデン氏、ドナルド・トランプ氏のどちらがアメリカの大統領となるのか。今後もしっかりと注目しておきましょう。