目次
はじめに
資産5億円以上の超富裕層が実践する資産運用戦略は、単なる資産管理の枠を超え、戦略的で緻密なアプローチが必要になります。そこで、当記事では超富裕層向けIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が、専門知識と豊富な経験に基づき、資産運用の実践方法について解説いたします。超富裕層の方々が実践するポートフォリオ構築法やリターン追求策、リスク管理手法などについて学び、資産運用を成功させるポイントを押さえましょう。本記事が、資産運用を一層効果的なものとし、超富裕層の方々のお役に立てれば幸いです。
超富裕層向けIFAとは
超富裕層向けIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)は、資産5億円以上の富裕層に専門的なアドバイスを提供する資産運用のプロフェッショナルです。IFAは特定の金融機関に所属せず、独立した立場から顧客のニーズに合わせた適切な資産運用戦略を提供し、資産の成長と保全のサポートを行います。また、IFAは税理士などの専門家と連携している場合が多く、税務や法務など、あらゆるサポートをワンストップで受けられることが特徴です。
超富裕層のポートフォリオ構築法
超富裕層の方々は資産額が大きいため、運用に失敗した場合は損失額も大きくなる傾向にあります。また、すでに多くの資産を抱えていることから、ポートフォリオは安定性とインカムゲイン中心で構築することが重要と考えます。
ただし、最適なポートフォリオは、年齢や職業、資産背景、リスク許容度、期待リターンなど、さまざまな要素によって異なってきます。
このため、IFAのアドバイスを受けながら、自身に合った最適なポートフォリオを構築することが大切です。
超富裕層のポートフォリオ例
ここで、実際にウェルス・パートナーがお手伝いさせていただいた超富裕層のポートフォリオ例と相談実例を紹介します。
ご相談内容
お客様のお悩みの中で大きいのは、「資産配分が自社株(日本株式)に偏っていること」、このため「保有資産額が毎日大きく変動すること」でした。
ウェルス・パートナーでは、国際分散ポートフォリオへの転換を軸に、資産管理会社の設立をお手伝いし、安定したインカムゲインの獲得と税務効率の向上を果たすことができました。
この資産再配分により、次のような投資効果を得ることができました。
投資効果
1.国際分散ポートフォリオへの転換
・日本株式偏重から外国株式・外国債券・国内不動産への資産分散
・為替も日本円偏重から米ドルをはじめ各国通貨への為替リスク分散
2.安定したインカムゲイン(定期収入)の獲得
・年間2,400万円の安定収入を獲得
・債券から700万円、外国REITから100万円、国内不動産から1,600万円
3.プラスアルファ(超過収益)の獲得
・インデックス(指数)を上回る実績のヘッジファンドに投資することにより市場平均以上のリターンを得ることを目標とする
4.レバレッジ(借入)の活用による投資効率の向上
・借入で不動産に投資することでレバレッジ比率(総資産/純資産)が向上
5.資産管理会社の活用による税務効率の向上
・資産運用の規模を考慮し個人より法人を主体とした方が税務効率が良いと判断
当社アドバイザーからのコメント
保有資産が日本株の特定銘柄に大きく偏っていたことから、あらゆる資産に分散する国際分散ポートフォリオをご提案させて頂きました。
現預金、日本株式から先進国株式、国内外の債券、ヘッジファンド、国内外の不動産に分散投資し、資産状況とご希望に合った国際分散ポートフォリオが実現できたかと思います。
また、不動産投資も希望ということもあり、税務効率化の面から資産管理会社を投資主体とした方がいいと判断し設立から運営までアドバイスさせていただきました。
会社設立のための司法書士や決算、申告の税理士も私が全てアレンジさせて頂いたので、資産運用だけでなく税務最適化の面でもお役に立てたと思います。
このように、ポートフォリオ構築だけでなく、不動産投資や資産管理会社の設立など、超富裕層の方々のあらゆるお悩みやご要望に応えられるのがウェルス・パートナーの強みです。
リターンとリスク管理手法の選択
リターンとリスク管理は、資産運用において欠かせない要素です。
IFAは、超富裕層の方々と長期的な関係を築くことを原則としており、リターンとリスク管理の観点から、資産配分の見直しやリバランス、損失が出た場合のリカバリー手法など、資産運用に関するあらゆるアドバイスを行います。
超富裕層の方々は資産額が大きいことから、信頼できるアドバイザーを探すことが資産運用における急務といえるのではないでしょうか。
超富裕層が成功する資産運用のポイント
超富裕層が成功する資産運用のポイントは、長期的な視点に立った運用戦略の立案とプロによるアドバイスにあります。短期的な市場変動に惑わされず、長期的な資産成長を目指す姿勢が重要です。さらに、プロフェッショナルなアドバイスを受けることで、適切な市場情報への対応や最新の金融トレンドを取り入れることが可能となります。IFAの助言を活用することで、超富裕層の方々は安定的、かつ効率的な資産運用を実現できるようになるでしょう。
なお、ウェルス・パートナーは豊富な実績に基づき、超富裕層の方々へ資産運用のお手伝いを行っています。
ご相談は無料となっていますので、ぜひ気軽にウェルス・パートナーにご相談下さい。
株式会社ウェルス・パートナー
代表取締役 世古口 俊介
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。
2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者1万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
メディア掲載情報:「m3.com」「ZUU online」「MONEY zine」「マネー現代」でコラムを連載中