2022
10/19
IFA

IFA(資産運用アドバイザー)とは

IFAとは、金融機関に属さずに中立的な立場で顧客の利益を第一に考える資産運用アドバイザーです。
アメリカを中心に、資産管理や相続問題などに関与する存在として注目を集めています。
近年は日本でも富裕層を中心に利用を検討する人が増加傾向にあります。

富裕層の「億超え」資産を守る、IFA業界の独立系プライベート・バンキングとは

ビジネスオーナーなど、高収入で億を超える資産を保有する人を富裕層と呼びます。
IFAやIFAを抱える独立系のプライベートバンクの顧客は、主に資産1億円以上の富裕層です。

今後ますます存在感が高まるIFA、およびプライベート・バンキング

富裕層は、個々人にとって最適な資産運用を提供してもらうことを金融のプロに求めています。
金融商品の紹介や販売仲介だけであれば、証券営業でも可能ですが、所属する証券会社の限られた金融商品の提供に留まるため、顧客にとっての最適解に該当しないケースがあります。

また、所属する金融機関がある証券営業では、転勤等で担当者が変更になることもあり、生涯にわたって長期的な視座でのアドバイスが難しいといったデメリットがあります。

その点、転勤などがなく、所属機関が存在しないIFAは、長期的な視点で顧客の状況に合わせたオーダーメイドの資産設計や金融商品の紹介が可能です。

したがって、独立系の資産運用アドバイザーであるIFAの需要が富裕層の間で高まっています。
IFAだけでなく、独自のファンドや証券を担保とした融資などより幅広い資産運用の提案や運用を行うプライベートバンクの存在感が高まっています。

富裕層向けに幅広く自由度の高い金融サービスを提供

プライベートバンクは、一定以上の資産を保有する富裕層に対し、既存の金融商品だけでなく、オリジナルの金融商品や保険、不動産を含めた総合的な資産運用を提供する金融機関です。

通常の証券営業と異なり、一般的な市場には出回らない私募仕組債等の金融商品を提供する他、一人の担当者が生涯にわたって顧客を担当するといった手厚いサービスが人気です。

資産状況や家庭環境などを考慮し、金融市場の急落などについてもいち早く情報提供するなど、資産を守るためのパートナーとして質の高い金融サービスを提供してくれるのが魅力といえるでしょう。

IFA(資産運用アドバイザー)が教えるお金との良い関わり方

IFAは資産運用アドバイザーとして多方面にわたる金融知識に精通しています。
アドバイザーとして、家計改善や資産運用、保有資産の整理や老後の問題、次世代への金融教育などトータルに相談にのってくれる存在です。

資産を守るためのさまざまな方法を伝授してくれる頼もしい金融のパートナーであるべく、お金との良い関わり方も指南してくれる存在でもあります。

暮らしを改善する

例えば、家計改善などもIFAが顧客にアドバイスする内容に含まれます。
1億円以上を有する富裕層に家計改善は不要では?と思われるかもしれませんが、リタイア後の生活を再設計するといったケースが考えられます。
特に年金収入のみになる場合、資産の取り崩しなどを考慮しながら不要な支出を抑える方法などを教えてくれます。

お金を増やす

いわゆる資産運用に該当し、多くのIFAが得意とする分野といえます。
1億円以上を保有する富裕層に対しては、資産を目減りさせない投資などが提案されます。
債券や株式、時には不動産といったさまざまな金融商品から最適なポートフォリオを組んで提案してくれます。

IFAの場合、時に顧客の資産に応じた融資を含め、お金を増やしていく提案をしていきます。

将来の不安に備える

多くの富裕層が抱える問題の一つが将来の不安です。
老後資金や次世代への事業継承や相続対策などもIFAは幅広く対応します。
資産の取り崩しなどを提案する他、ライフプランが変更になった場合も迅速に最適解を提案してくれるのがIFAの強みです。

住まいを考える

IFAは資産運用のプロフェッショナルとして、資産運用だけでなく、不動産や住宅ローンにも精通しています。
不動産購入に際して、希望物件の洗い出しから資金計画の立案、購入や住宅ローンの契約手続きまで総合的にアドバイスをしてくれる点もIFAに相談するメリットといえるでしょう。

まとめ

1億円以上を保有する富裕層からみて、オーダーメイドの資産運用を提案してくれるIFAやプライベートバンクの存在は注目度が高まっています。
IFAは、特定の金融機関に所属しないことで、生涯にわたって中立的な立場で資産運用のアドバイスをします。

大きな資産を運用する場合、お金を増やすというよりいかに目減りさせないかといった視点が重要です。
そのため、一般の市場に出回らない金融商品などを含め、幅広い商品の中からIFAは顧客に最適な金融商品を提案します。

金融のプロとして、資産運用以外にも保険や住宅ローン、不動産といった固定資産に至るまで総合的な資産管理に対応できるのがIFAです。

長期的な視点で効率的に資産を増やしたいときは、IFAなどを活用するのがおすすめです。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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