2021
06/11

はじめに

皆さんこんにちは。株式会社ウェルス・パートナー代表の世古口です。当社は資産運用に関するコンサルティングを行っております。たくさんのお客様から資産をお預かりしてきた私の経験からお伝えできる様々な資産運用に関する情報を発信しております。

本日のテーマは、実は危険な利回り保証商品TOP3というテーマでお話ししたいと思います。

私が15年間、資産運用のアドバイスをしてきた経験から思うことは、日本人というのは本当に利回り保証が好きだなっていうことです。利回りを保証されていると安心してしまって、裏側に潜んでいるリスクを見えていないというケースが私はすごく多いのじゃないかなと感じています。

その中でもこれはちょっとやばいよねっていう利回り保証商品があるので、そのトップ3をお話ししていきたいと思います。

危険な利回り保証商品:第3位 一棟不動産のサブリース

第3位は一棟不動産のサブリース案件です。皆さんご記憶に新しいかもしれないですが、2018年にスマートデイズという不動産を建てて売っている会社です。

シェアハウスを作って、それを投資家の方が買って所有して、サブリースと言って丸ごとそのスマートデイズっていう会社に貸し、投資家の方はサブリース料をスマートデイズという会社から受け取るという、そういう投資のスキンを言います。

これは投資家にとっては空室になったり、修繕費が必要だったりと、実際に所有しているだけだとストレスがあるんですが、その不動産会社が実質的に利回りを保証してくれているので、安心して投資している状態だったのですが、実際にそのシェアハウスというのが借りたいっていう人が全然集まらなくて、それでもサブリース料というのを投資家に払ってるので、スマートデイズの財務状況がどんどん悪くなって最後破綻しました。

この投資家はこのシェアハウスを直接持つということになりますが、実際に借りる人はなく、一方で借り入れで投資をしているので、負債は返さなきゃいけないというところで投資家の方は大変な目にあったという案件なんです。

では、この投資家の方は何を見なきゃいけなかったっていうとスマートデイズっていう会社は本当に大丈夫なのか、潰れないのか、きちんとした会社なのかといった調査をする必要があったと思います。

なので、一棟不動産のサブリース案件というのは要注意が必要で、サブリースを受けている会社の財務状況や信用度っていうのをしっかりと調査をした上で投資するのがいいと思います。

危険な利回り保証商品:第2位 新興国不動産のデベロッパー利回り保証

第2位、新興国不動産のデベロッパー利回り保証案件です。これはどういうものかというと、新興国の不動産に投資をするのですが、実際に日本人の方もたくさん投資されている方がいらっしゃいます。

フィリピンの不動産に投資するのですが、「利回り5%、6%を保証するので、1,000万投資してください。」そういう案件がたくさんあります。

ただ、実は倒産リスクがすごく高いです。新興国のデベロッパーの財務状況とか投資リスクってどれぐらいかっていうのを皆さんが考えて投資しているかっていうと、実はそこまで考えてない方が多いです。

決算書見たのかとか売り上げいくらだとか聞いても誰も実は答えられないです。
ただ保証って言われている安心感があるので、信用して投資していると、そういう状態の方が非常に多いのですが、実はこれまた新興国のデベロッパーがよく倒産をします。

しかもたくさん借り入れをして投資をしているのがデベロッパーですから、倒産リスクが意外と高いです。

そうなることで投資を失敗されている方、結構いるのでぜひこの新興国不動産のデベロッパー利回り保証権っていうのも勧められたらぜひ気を付けて、注意深くその会社を調べたり、財務状況を確認した上で投資を検討されるのがいいと思います。

危険な利回り保証商品:第1位 月利 3%の詐欺

第1位、これは月利 3%の詐欺案件。もう月利3%って言われたら、もうほぼ詐欺と思っていいと思います。

世の中の今の金利は皆さんご存じですか。日本は0%です。アメリカですら今0%で、世界の60%の国が1%台以下なんです。そんな中で月3%で回して、年間36%安定的に出せる投資なんていうのはないっていうことは私は言えると思います。

なので、これは調べるまでもなく詐欺だと思ってかかっていったほうがいいと思います。ただ一般に考えたらそう思うんですけども、甘い誘惑で3パーセント確実に入ってくるとか、保証してくれるとか言われると信じて投資してしまう方がいらっしゃるので、ぜひ注意してこういう話が来たらしっかりお断りをするようなつもりで、3ケースを進めたほうが私はいいと思っています。

今回は実は危険な利回り保証商品TOP3についてお話しさせていただきました。

今回の動画が参考になったという方、今後も資産運用に関する様々な情報を発信していきますので、チャンネル登録と高評価のほうをよろしくお願いいたします。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者3万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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