2021
10/29
資産運用入門

はじめに

東京オリンピックやパラリンピックが終了しました。
オリンピックやパラリンピックでは日本以外のいろいろな国が注目されました。
オリンピックなどの国際的な催しをきっかけに「海外に投資してみようか」と興味を持つことも少なくありません。

海外への投資の中でも代表的な方法のひとつが「外国株への投資」です。
外国株への投資方法やメリット、知っておきたいリスクなどを紹介します。

外国株に投資する方法

外国株への投資は日本株と同じように証券会社を通してできます。
日本の大手証券会社でも外国株式を扱っていますので、外国株に投資したい旨、買いたい株式などを伝えれば投資が可能です。

ただし、証券会社によって取り引きできる株式などの差があります。
「この会社の株式が欲しい」という希望があれば、その株式を扱っている証券会社をチェックしてみてください。
証券会社によって取り扱っている国や取り扱いに力を入れている国も違うため注意が必要です。

外国株に投資するメリット

外国株は日本の証券会社でも取引できるため、日本株と変わらない印象を受けるかもしれません。
外国株式には日本株にはないメリットがあります。
外国株への投資で知っておきたいメリットは4つです。

憧れのブランド・会社に投資できる

外国株への投資の魅力として「憧れのブランド、好きなブランドに投資できる」という点が挙げられるのではないでしょうか。

日本にも有名企業や優れたブランドがたくさんあります。
海外も同じで、日本国内で評価を得ている企業や人気のあるブランドの会社が多数あるのです。
たとえばドイツ企業のアディダス。アディダスは日本国内でも人気のあるスポーツ用品メーカーです。

日本国内で人気のある海外ブランドなどにも投資できるのが外国株投資の魅力です。

外国株は1株から投資できる会社が少なくない

日本の株式の売買単位は100株が基本になっています。
海外株式の場合は1株で買える株式も少なくないため、日本株式より低い投資額で気軽に株主になれるところが魅力です。

たとえば日本株で1株100円の株があったとします。
100株単位であれば、投資の最低金額は1万円ほどを見なければいけません。
海外株式の中でも1株から投資できる会社を選べば、100円ほどで手軽に株主になれます。
ワンコイン程度で憧れのブランドの株主になることも夢ではありません。

日本の投資商品との分散投資ができる

資産をひとつの投資商品に集中させると、その商品の値が崩れたときは資産が大幅に目減りしてしまいます。
リスクを軽減するためには投資商品や国を分散して「分散投資する」ことが基本です。

日本株と海外の株は基本的に値動きや市場の影響が別になります。
日本株や日本の投資信託を持っている場合は、海外の株式に投資することで分散投資が可能です。

海外株はその国の景気や経済により成長が期待できる

海外株はそれぞれの株を発行している国の経済状況や景気状況の影響を受けます。
日本の経済や景気とは別の理屈で値動きするということです。
経済成長が期待できる国や景気の良い国の株式に投資すれば、ハイリターンや高配当も期待できます。

外国株に投資するリスク

外国株式は魅力ある投資商品ですが、投資の際にはリスクもあるので注意が必要です。

・株式は値動きする
・為替リスクがある
・内政や内紛、戦争などのリスクがある
・日本の国内株より情報を入手しにくい

海外の株式も株である以上、値動きや値下がりがあります。
外国の株式なので為替リスクがあることも忘れられないポイントです。
海外株は海外に会社があるため、言語や情報発信という点で株式の情報入手が難しいケースもあります。
投資の際には注意してください。

海外に投資する際は、株式だけではありませんが、内政や戦争、内紛などのリスクもあります。
情勢が不安定な国に投資すると、利益を得るどころかマイナスになってしまう可能性もあるのです。
投資の際は情勢などもチェックしたり、ニュースをこまめにチェックしたりすると、リスク対策になります。

まとめ

国際的な催しなどで海外の国々に興味を持ったら、外国株式などに投資してもいいかもしれません。
日本の投資商品とバランスを取れば投資上のリスク対策にもなりますし、それぞれの国の景気や経済成長に応じたリターンなども期待できます。

ただし、海外の株式にはリスクもあります。
FPなど投資の知識を持つ専門家にアドバイスを受けてリスク対策をし、ポートフォリオのバランスを考えた上で投資をはじめてはいかがでしょう。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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