目次
はじめに
最近では、キャッシュレス化が進み、クレジットカードの利用やスマホ決済の需要が増えています。
クレジットカードやスマホ決済と、各店舗に応じたポイントカードとで、ポイントの2重取りも可能になり、とてもポイントを貯めやすくなっています。
そうして貯めたポイントは、クレジットカードポイントであれば、商品券や商品への交換。
各店舗のポイントカードであれば、1ポイント1円として、同じお店のみで買い物が可能でした。
ですが、最近では、買い物などで貯めたポイントを投資として利用できるようになりました。
つまり、買い物で貯めたポイントで、投資信託の購入が可能になったのです。買い物をして得たポイントを利用するので、もちろんリスクも少ないと言えるでしょう。
そこで今回は、ポイント投資とは何か?について紹介するとともに、メリット・デメリットについても紹介します。
ポイント投資とは?
ポイント投資とは、買い物なので得たポイントを投資できるサービスです。
そもそもポイント投資には「ポイント運用型」と「現金運用型」があります。
ポイント運用型とは、買い物などで貯めたポイントを運用する方法です。つまり、現金ではなく、ポイントが増減します。
始めて投資を行う方の中には、不安を感じる方も多くいることでしょう。そうした方であれば、ポイント運用型がおすすめです。
そして現金運用型とは、買い物などで貯めたポイントを現金化して、投資を行う方法です。
例えば、楽天証券などでは、1ポイント1円に換算してポイント投資を行えます。
ポイントを利用して本格的な投資を始めてみたいと考える方は、現金運用型を利用してみても良いでしょう。
ポイント投資のメリット
ポイント投資のメリットは、「リスクが少ない」「ポイントを無駄にしない」「始めやすい」などのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
リスクが少ない
ポイント投資とは言ってもやはり「投資」であることは間違いありません。
ただ、通常の投資と異なるのが「ポイント」を利用する点です。買い物などで貯めたポイントをそのまま運用できるのは、リスクが少ないと言えます。
ポイントを無駄にしない
ほとんどの場合、ポイントは、一定期間経過後に消滅してしまいます。せっかく貯めたポイントも使わなければ失くなってしまうのです。
ですが、貯めたポイントを投資に利用すれば、リアルな投資体験を味わえる上にポイントが増える可能性すらあります。
使いみちの決まっていないポイントがあれば、ポイント投資へ投資をしてみても良いのではないでしょうか。
始めやすい
ポイント投資は、100ポイント単位から始めることができ、投資に関する知識が全くない初心者でも始めやすいです。
また、現金を用意しなくても始められるのもとても魅力的ではないでしょうか。
ポイント投資から、投資の知識を身に着け、将来的には現金を使用しての本格的な投資へ移行しても良いでしょう。
ポイント投資のデメリット
ポイント投資のデメリットは、「大きな値上がり益に期待ができない」「元本割れリスク」です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
大きな値上がり益に期待ができない
ポイント投資は、買い物などで貯めたポイントを利用して行う投資ですから、大きな金額を投資に回すことはできません。
その結果、大きな値上がり益を得ることが難しいです。ただし、大きな値上がり益を得られない分、大きな損失が出ることも少ないと言えます。
元本割れリスク
例えば「10,000ポイントを投資し、最終的には5,000ポイントになってしまった。」というように元本割れする可能性も十分にあります。
ポイント投資といっても、実際の投資信託などに投資を行うのですから、当然といえば当然です。
ただ、元本割れするとはいっても、結局ポイントです。実際に自分の現金などが減るわけではありません。
このようなことも把握した上で、ポイント投資を始めてみてはどうでしょうか。
まとめ
今回、ポイント投資について紹介しました。
「投資」と聞くと、難しい言葉のように感じてしまいがちですが、身近にある「ポイント」という言葉を足すことで、身近に感じられます。
ポイント投資は、普段の買い物などで貯めたポイントを投資として運用できるため、簡単に始めることができます。
ポイント投資で投資に関する知識を身に着けて、将来的には、現金を利用しての投資へ移行しても良いです。自分の目的に合った方法でポイントを有効活用してみましょう。