2020
08/18
最終更新日:2020/09/11

はじめに

新型コロナウイルスの影響を受け、多くの業種が多大な影響を受けています。
中には、倒産・廃業せざるを得ない状況になってしまった業種の方や企業の方が多くいるはずです。

その一方で皮肉にも、業績が上がってしまった企業や業種がたくさんあります。
今回は、新型コロナの影響から、業績が上がった企業や収束後に上がるであろう企業・業種についてお話をしていこうと思います。

新型コロナの影響で業績が上がった業種

新型コロナの影響で、皮肉ながらも業績が上がった業種や売れたモノはたくさんあります。

新型コロナの影響を受け、業績が上がった業種は、
・デリバリーを主にしていた飲食関連
・自宅で楽しめる娯楽関連
・衛生関連
・オンラインツール

です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1 飲食関連

食事関連についてですが、新型コロナの影響で大きな打撃を受けている業種の中にも飲食関連が含まれていました。
事実、外食を主にしていた飲食業は、新型コロナの影響を大きく受けています。
一方で、デリバリーを主にしていた飲食業は、外出自粛の影響を受け、業績の拡大に繋がっています。

新型コロナ感染対策として、外出を控える方が多く、デリバリー需要が増した結果です。
今後も、外食を主とした飲食業界よりも、デリバリーのほうが強くなることでしょう。

1-2娯楽関連

娯楽関連ですが、娯楽と言ってもパチンコなどの店舗型もあれば自宅で楽しめる娯楽もあります。
新型コロナの影響で業績が好調の娯楽関連業種は主に、ゲーム会社やVOD関連業種です。

新型コロナの影響から「自宅で楽しめる」ということに注目が集まっているため、自宅で楽しめる娯楽関連が注目です。

1-3 衛生関連

衛生関連については言うまでもありません。
マスクや消毒液、手洗い石鹸などの衛生用品は、現在の生活必需品の一部です。今後も今まで以上の需要が見込めることでしょう。

1-4 オンラインツール

オンラインツールは、今後もさらなる飛躍に期待ができます。
新型コロナの影響から、テレワークやオンライン学習が注目されています。
今回の経験で、多くの企業がテレワークでも、なんら支障が出ないことを知れたはずです。

会社に出社するよりも、個々のモチベーションを高く保てることに気付く企業も多いため、今後の業績にも要注目です。

また、オンライン学習ツールについても、注目しておきましょう。
新型コロナが収束しても、インフルエンザなどを理由に、学級閉鎖や学年閉鎖、学校閉鎖などが起こりえます。

何らかの閉鎖が起きた際に、オンライン学習ツールがあれば安心です。オンライン学習についても、今後要注目です。

新型コロナ収束後に上がるであろう業種

新型コロナの収束はあくまでも、ワクチン開発等であると考えます。
そうなれば、もっとも業績が上がる業種、企業は、新型コロナのワクチンを開発した企業であることは言うまでもありません。

そして、新型コロナの収束後に業績が上がるであろう業種は、観光業です。
現在は、新型コロナの影響から、多くの人たちが旅行を自粛しています。

もしも、本当の意味で新型コロナが収束し、世界中での往来が認められれば、海外旅行や国内旅行を楽しもうとする方が増えます。結果として、観光業は業績の回復が見込めることでしょう。

その他にも、オンライン会議システムやオンライン学習ツールなど、オンライン関連企業にも注目しておきましょう。

まとめ

今回は、新型コロナの影響で、皮肉にも業績が上がってしまった業種について紹介しました。

新型コロナは、世界中で蔓延している感染症であり、世界中の人々が収束を願っています。
しかしながら、強い感染力を持っている新型コロナは、なかなか収束させてはくれません。

今回、新型コロナの影響で皮肉にも業績が上がっている業種についてお伝えしてきました。
今の世界では、新型コロナの影響でマイナスなイメージに満ち溢れています。
しかしながら、業績が向上している企業もあることを知り、今後の参考にしてみてください。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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