2022
09/06
IFA

IFAを利用したいと考えている方が心配なのは手数料など費用面のことでしょうか。

IFAという資産運用のプロを活用したくても、利用に際して多くの手数料がかかってしまうとプロの利用にも二の足を踏んでしまいます。

IFAに相談するときに手数料など費用はかかるのでしょうか。IFAの利用に手数料は必要かどうかや、利用の際に気をつけたいことを説明します。

IFA(資産運用アドバイザー)とは

IFA(資産運用アドバイザー)とは、資産運用や投資の相談ができる総合的なアドバイザーのことです。資産運用のアドバイスや金融商品の説明、株式や投資信託、債券といった金融商品の説明、注文に応じた仲介売買などを行なうのがIFAです。

IFAの特徴として、証券会社や銀行などの金融機関に社員として所属していないという点が挙げられます。金融機関の担当の場合、資産運用の相談時に会社のノルマや取り扱い金融商品が関係してきます。IFAは証券会社などとは提携関係にありますが、会社の利害に関係なく相談やアドバイスができる点が強みです。

資産運用について幅広い相談ができるアドバイザーがIFAです。

IFAとFP(ファイナンシャルプランナー)の違いは?

IFA(資産運用アドバイザー)は別名「独立系ファイナンシャルアドバイザー」とも呼ばれています。FP(ファイナンシャルプランナー)と似ているため、混同する方もいます。

IFAとFPには違いがあります。

IFAは資産運用の相談やアドバイスに重点を置いていますが、FPはライフプランの作成やアドバイスに重点を置いています。

たとえば、IFAの場合は投資方針や目的に合わせた資産運用プランや金融商品の紹介などを行なうわけです。対してFPは「老後資金を準備するためにはどうすべきか」などライフイベントに合わせたプランニングや、将来を見据えた家計の改善策の提案などを得意としています。

ただ、IFAだからといってFPの領域のアドバイスをしないというわけではありません。FPも同じで、投資や資産運用についてのアドバイスもします。ただ、FPとIFAでは重点を置く部分が異なっています。

また、資格面でもIFAとFPは違っており、FPはFP技能検定を取得していることが前提のアドバイザーになっています。

IFAにはどのような人がなるのか?

FAにはFP技能検定のような資格試験はありません。ただ、IFAは株式や投資信託、債券などの仲介売買をするため、証券外務員の資格が必要になります。証券外務員の資格がないと、金融商品の仲介売買ができないからです。

IFAになるのはあらかじめ金融機関で証券外務員の資格を取得している金融業界の経験者や、隣接業界などを経験してIFAになるときに証券外務員資格を取得した人たちになります。

IFAは資産運用や投資、金融商品のアドバイスや相談、紹介、仲介売買を仕事としているプロです。そのため、証券外務員の資格を所持しているだけでなく、金融や隣接業界の経験者など、実務経験や知識が豊富な人が多いのが特徴になります。

IFA(資産運用アドバイザー)に相談するには手数料はかかる?

IFAを利用するにあたって「費用面はどうなっているのか」という点は懸念事項ではないでしょうか。

IFAに相談するたびに手数料を取られてしまうと、資産運用の元手がその分だけマイナスになってしまいます。自身の資産運用を相談しようとしているからこそ、IFAの利用に手数料が発生するかどうかは重要な問題ではないでしょうか。

IFAへの相談では、基本的にIFAに手数料を払うことはありません。なぜなら、IFAは提携を結んでいる金融機関から手数料を受け取る報酬体系になっているからです。

IFAと証券会社は業務委託契約を結び、IFAは金融商品の仲介売買などを行ないます。金融取引により証券会社などの金融機関から手数料を受け取る仕組みになっているため、基本的にIFAは相談者から手数料は受け取っていないのです。

IFA(資産運用アドバイザー)で取引するにあたって気をつけること

IFAを利用する際に注意したいことは手数料などの費用面の確認です。

IFAへの相談は基本的に手数料がかからない仕組みになっています。しかし、はじめてIFAを利用する際はやはり不安を覚えるのではないでしょうか。トラブルにならないためにも、手数料などの費用面については確認しておいた方がいいでしょう。

疑問をなくしてから相談に入った方が、資産運用のアドバイスや提案を安心して受けられるはずです。

他にもIFAに関する不安なことがあれば、確認しておくといいでしょう。

まとめ

IFAは資産運用や投資についてアドバイス、提案などを行なう金融のプロです。資産運用や投資をするときはプロを活用してはいかがでしょう。

手数料など費用面のことが不安であれば、まずは無料相談を利用してIFAにいろいろ相談するという方法もあります。IFAへの相談を実際に体験できますので、サービス利用の判断にも役立つはずです。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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