目次
はじめに
富裕層が嗜むスポーツといえばゴルフや乗馬、ヨットなど優雅なイメージがとりわけ強いですが、最近では経営者などの間でトライアスロンが注目されています。
トライアスロンは、スイム・バイク・ランの3種目をこなすハードな競技です。
一見どこに富裕層が注目をする理由があるのか分かりづらい部分がありますが、実はハマるのも頷ける魅力がトライアスロンにはあります。
当記事では、その魅力を深堀りしていくとともに、これから始める方向けにトライアスロンの主な大会なども紹介していきます。
なぜトライアスロンが富裕層に人気なのか?
トライアスロンは体力だけなく、時間もお金も必要な競技として知られています。
自転車やウェットスーツなどの競技に必要なアイテムを揃えると数十万円となりますし、遠征となると滞在費や自転車などの輸送費が加えて発生します。
もちろん試合に臨むには、3種目それぞれのトレーニングに要する時間も相当数必要となります。
ではその対価を払ってまでもなぜ富裕層の心を掴むのでしょうか?人気の理由を3つ挙げて紹介していきます。
1.管理能力や戦略性などビジネスにも通ずる部分がある
経営者であれば日々の時間の使い方や行動など、あらゆるシーンで自己管理能力が問われますが、実はそこにトライアスロンとの共通点があります。
トライアスロンはレース中はもちろん、日々のトレーニングから自身を追い込み律するストイックさが必要となり、いかに自分自身を管理できるかが大切です。
また、スイム・バイク・ランの3種目からなるので、ペース配分やどの種目に重きを置くかなど戦略点な要素も重要となります。
このように肉体的な強さだけなく自己管理能力や戦略性も問われます。ビジネスにも通ずる部分があることが、富裕層から人気を集める理由の一つでしょう。
2.高い目標設定に向かってチャレンジできる
トライアスロンは「自分には到底縁のない競技」と思っている方も多いはずです。おそらくはハードルの高い競技としてイメージしている方のほうが多数派でしょう。
ですが経営者など富裕層にとっては、不可能とも思える競技だからこそ挑戦するに値するのかもしれません。経営者には高い目標に向かってチャレンジをすることは何も特別ではなく日常です。
トライアスロンという大きなチャレンジをすることが、より人生を楽しむことにも繋がるのかもしれません。
3.体も心も鍛えることができる
日々様々な業務をこなす経営者は、体力や知力はもちろん精神力がタフでなければ務まりません。
その点、トライアスロンはレース以外でも練習のために時間の犠牲を払ったり、コンディションを調整するために食生活を見直したりと自分を律することから始まります。体に加えて心も鍛えることができるのは経営者など富裕層には大きなメリットと言えるでしょう。
トライアスロンの主な大会を紹介
トライアスロンに挑戦しようと考えている方向けに、国内で人気の主な大会を2つ紹介します。
どちらもトライアスリートから支持されるレースとしてメディアでも広く紹介されています。このようなレースを目標にすれば日々のトレーニングのモチベーションにもなるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
木更津トライアスロン
木更津トライアスロンは、初めてレースに参加しようと考えている方におすすめのレースです。大会自体がビギナー歓迎を謳っており、サポートも手厚く安心してレースに参加することができます。
また、「きさトラチャレンジ」といった大会事前のサポートプログラムでは、心構え、走り方、泳ぎ方などの基本的なことからコーチが丁寧に教えてくれるので、初心者でもレースへの不安を払拭して本番を迎えることが可能です。
さらには、コースが航空機用の滑走路でアップダウンがなく走りやすいのもポイント。体への負担も少なく、初めてでもレースを楽しむことができます。
全日本トライアスロン宮古島
全日本トライアスロン宮古島は、スイム3km、バイク157km、ラン42.195kmの総距離202.195kmのまさに鉄人レース。
レースは完走経験者(過去5年で51.5km以上のレースの完走経験がある方)のみが参加することができ、海外のプロ選手も参加するほどハイレベルなレースとなります。
国内200程あるレースの中でも屈指の人気レースとしても知られ、トライアスリート憧れの舞台です。
このレースを目指してトレーニングに励む方も多く、例年定員以上の応募があります。
まとめ
トライアスロンはビジネスと通ずる部分が多く、さらには体とともに心も鍛えることができます。チャレンジをすることがライフワークである経験者など富裕層にとってはメリットも多く魅了される方も多いです。
またトライアスロンは、2020年東京オリンピックではお台場海浜公園が舞台となることが決定しています。日本人選手の活躍や盛り上がりによっては富裕層だけでなく様々な方が挑戦する競技として、さらに注目度が高まるかもしれません。