目次
はじめに
こんにちは。株式会社ウェルス・パートナー代表の世古口です。
富裕層に人気の旅行先として有名なのがオーストラリアのメルボルンとシドニーです。富裕層や資産家の移住先としても人気があります。
私もメルボルンやシドニーを旅行していますので、「移住先や旅行先としてどう?」「良い面や悪い面は?」と気になる富裕層や資産家の方に情報提供できればと思います。
▼今回の内容はYouTubeでもご覧いただけます
世界で最も住みやすい都市『メルボルン』まとめ
メルボルンは世界で最も住みやすい都市ランキングで7年連続トップになったことのある街です。
そんなメルボルンは西洋風の街並みが美しく、自然も豊かで、街中にアートがあふれています。ヨーロッパの古い町並みを思わせるような都市で散策しているだけでも楽しい都市です。おしゃれさや古風さ、自然、アートなど芸術的な側面がキレイに融合しておりリフレッシュできる印象があります。
また、メルボルンにはおしゃれなレストランや可愛らしい雑貨屋、楽しい観光施設などもあり、女性の買い物やお子さん連れの旅行などにもおすすめです。ホテルの値段も日本やハワイなどと比較するとかなり割安感があります。
ただ、メルボルンには「困ったな」というポイントもありました。
オーストラリアには何度も行っていますが、そんなオーストラリアの都市の中でもかなり寒暖差が激しく、体調を崩しやすいと感じました。
今日は40度近いのに翌日は20度近い気温。このような気温のアップダウンもあり、急に寒くなって疲労が溜まったり、体調を崩したりすることがあります。移住先として検討する際はよく考えたいポイントです。
もうひとつの「困ったな」というポイントは物価です。物によりますが、日本の1.2倍〜1.5倍くらいの物価になっていると感じました。
メルボルン旅行での写真と都市の感想
左上はメルボルンの街並みです。右隣は都市の中にあるアートです。メルボルンにはこういったアートが都市のいたるところにあります。
さらに右側の写真は毎日のようにやっているマーケット、一番右側がメルボルンのレゴランドです。東京にもレゴランドがあり何度か足を運んでいますが、東京のレゴランドとはまた違った雰囲気でなかなか楽しめました。足を運んだことのない方にはおすすめです。
下の左側と真ん中の写真は大きな図書館です。ハリーポッターに出てくる図書館のようで子供も楽しんでいました。
左下の写真は水族館です。メルボルンの水族館も楽しく、子供も時間をかけて楽しんでいました。
メルボルン「メリトンスイーツメルボルン」に宿泊した感想と費用
2024年にメルボルンに行ったときは空港やショップが集まっている地域から近い「メリトンスイーツメルボルン」に宿泊しました。
部屋の面積は3ベッドルーム131㎡です。なかなか広い部屋です。
宿泊料金は3泊4日朝食なしで税込29万円でした。1泊10万円を切っている費用感です。
日本はインバウンド需要でホテルの宿泊料金がかなり高くなっていますので、同じくらいの部屋・宿泊プランなら3倍はすると思います。個人的には「かなり安い」と感じました。
メルボルンは地震があまりないのか、高層で縦長のホテルが多いと感じます。「メリトンスイーツメルボルン」もそんなホテルのひとつです。
宿泊した部屋は高層階の部屋だったので、地震大国日本で生まれ育った自分は「ちょっと怖いな」と思ってしまいました。
エンタメの都市『シドニー』まとめ
シドニーは日本で言うところの東京や横浜のような都市で、楽しめるエンタメ要素が多々あります。ハーバーやオペラハウス、花火などの催し。とても賑やかで、常に見るもの、楽しめるものがあります。移住するならメルボルン、観光旅行ならシドニーという感じでしょうか。個人的にはシドニーの方が好みです。
特に好きなのがシドニーのタロンガ動物園です。お子さん連れの富裕層や資産家の方は、この動物園だけで1日中遊べると思います。それと、ブルーマウンテンズのツアーは景観が素晴らしく、自然を楽しみたいならおすすめです。
また、レストランなど飲食系のお店や料理はメルボルンよりシドニーの方が豊富です。特に魚介系のレストランはどこに入っても美味しく、外れなしでした。
シドニーのホテルの値段もメルボルンと同じく割安感があります。メルボルンと同じくらいか少し高いくらいの費用感です。
ただ、シドニーにも「ちょっと困ったな」というポイントがあります。ひとつ目の困ったポイントは渋滞の多さ。メルボルンより道が混雑しており渋滞になっていることが多かったです。
もうひとつの「困ったな」と感じたポイントは物価の高さで、日本の1.3倍〜1.7倍くらいの肌感でした。
シドニー旅行での写真と都市の感想
左上はシドニーのオペラハウスです。船の上から撮影しました。右側がおすすめしたタロンガ動物園、隣が動物です。一番右側がシドニーの花火で時間は5分〜10分くらいと短いですが、かなり頻繁にやっているようです。このような短時間の花火を見られるのも良いなと思いました。
左下の写真は世界遺産であるブルーマウンテンズです。ユーカリの樹から出る油が陽光で青く輝き、ブルーのかすみのように見えるそうです。景観が美しい観光名所・人気スポットになっています。
ブルーマウンテンズの隣の写真は、子供が大喜びだった恐竜のオブジェです。このあたりで恐竜が見つかった経緯があるようです。
下の右側2枚はイタリアンや魚介系の料理の写真になります。シドニーはイタリアン系のレストランも多く、イタリアンも魚介系の料理も、どれもとても美味しかったです。
シドニー「オークスシドニーキャスルリースイーツ」に宿泊した感想と費用
「オークスシドニーキャスルリースイーツ」はシドニーの中心地から少し外れたあたりにあります。オペラハウスから車で5分くらいでしょうか。
アパートメント3ベッドルームの部屋で、3泊4日で宿泊料金は税込30万円です。メルボルンと大体同じくらいの宿泊料金になっています。部屋や宿泊プランを考えると、やはり割安感がありました。
部屋自体はメルボルンのホテルの部屋よりやや古い感じです。
メルボルンとシドニーのまとめ
- メルボルンとシドニーはそれぞれ特色が異なる
- シドニーはエンタメが豊富で楽しい
- 移住なら居住環境の良いメルボルンもおすすめ
メルボルンとシドニーにはそれぞれ特徴やメリットがあり、富裕層や資産家の方の好みによっても「どちらが好きか」「どちらに旅行(移住)したいか」が変わってくると思います。
メルボルンやシドニーが気になっているなら、家族で足を運んでみてはいかがでしょう。

株式会社ウェルス・パートナー
代表取締役 世古口 俊介
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。
2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者1万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
メディア掲載情報:「m3.com」「ZUU online」「MONEY zine」「マネー現代」でコラムを連載中