新型コロナ禍で「フィッシング詐欺」が激増!手口やだまされないための注意点

はじめに

新型コロナ禍の中でフィッシング詐欺被害が増加しています。
新型コロナ禍の中でなぜフィッシング詐欺が増えているのでしょう。
フィッシング詐欺の手口やだまされないための注意点について説明します。

フィッシング詐欺とは?意味や手口

フィッシング詐欺とはURLをクリックさせることで行う詐欺です。

たとえば自分宛てに有名企業の名前でメールが届いたとします。
有名企業の名前だったので疑問に思わずメールを開封し、案内にあったサービスのURLをクリックしました。

サービスの利用には住所氏名、口座番号、クレジットカード情報などの情報の入力が必須となっています。
特に疑問に思わず情報を入力しました。しかし後日、このサイトが有名企業のサイトによく似せて作った偽物サイトだと発覚します。
偽物のサイト(フィッシング詐欺サイト)に情報を入力したせいで、個人情報を不正に利用されてしまいました。

これがフィッシング詐欺の基本的な意味や手口です。

フィッシング詐欺がコロナ禍で増えている理由

フィッシング詐欺は新型コロナ禍で増加傾向にあります。

フィッシング詐欺の報告件数は2018年~2019年にかけて増加しており、2020年にはさらに増加しました。
2020年のフィッシング詐欺の報告件数は9月の時点で2019年の2.5倍になっています。
さらに、新型コロナ禍にあった2020年11月には、フィッシング詐欺ははじめて3万件を突破しました。
12月は11月の件数よりさらに増え、3万2千件超えとなっています。

新型コロナ禍でフィッシング詐欺が増えた理由としては「外出自粛のため自宅にいる」「ネットは外出せずにできるため」などが指摘されています。

外出自粛で外に遊びに行けない。
また、仕事も自宅が中心。
そんなときに連絡を取り合ったり、買い物したりするときに便利なのがインターネットです。
新型コロナによる外出自粛や、コロナ禍でもできる趣味や自宅での余暇の過ごし方としてネットを使うため、フィッシング詐欺が増加したという背景があります。

フィッシング詐欺にだまされないための注意点

フィッシング詐欺にだまされないためには3つのポイントに注意が必要です。

通販サイトなどのメールには注意する

フィッシング詐欺のメールには大手通販サイト(Amazonなど)を語ったものが多数あります。
フィッシング詐欺がはじめて3万件を超えた2020年11月はAmazonの安売りもあったことから、Amazonを語ったフィッシング詐欺メールが急増しました。
メールの送信者が大手通販サイトや有名企業などの名前でも、安易にURLからリンク先に飛ばないよう注意してください。

メールにあるURLを使わない

メールで案内されたURLを使わないという自衛方法もあります。

たとえば有名企業の名前で「ユーザー情報の更新が必要です」という内容のメールが届いたとします。
メールにはユーザー情報更新用のURLが記載されていました。
ここですぐにリンク先に飛ばず、ブックマークからサービスや企業のページの飛ぶという方法があります。

この方法を使えばフィッシング詐欺サイトに情報入力するリスクがありませんし、実際にユーザー情報の更新などが必要か確認できるはずです。
怪しいと感じたらそのサービスを提供している会社や、メールの送信者名として記載されている会社に問い合わせることも重要になります。

SNSのDMのURLにも注意が必要

Twitterなどを使っている人はDM(ダイレクトメール)やツイートにも注意が必要です。

ツイートについている短縮URLなどを不用意にクリックするとフィッシング詐欺サイトにつながっていることがあります。
ダイレクトメールも同じで、知らない人や知らない会社などから届いたDM記載のURLからフィッシング詐欺サイトに誘導されることがあります。
SNSのツイートやダイレクトメールのURLは不用意にクリックしないようにしましょう。

まとめ

新型コロナ禍でフィッシング詐欺が増加しています。
フィッシング詐欺自体は以前からありました。
新型コロナ流行による外出自粛やネットの多用がフィッシング詐欺増加に拍車をかけている状況です。

知っている名前の会社や利用している会社のサービスからメールが届いてもブックマークを利用するなど、URLには注意が必要です。
気になることや不安なことがあれば、メール送信元の会社に確認してみましょう。

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