目次
はじめに
日本酒の中には希少な銘柄も少なくありません。
日本酒好きの方でも「名前は知っているが買えない」という希少な日本酒銘柄があるのではないでしょうか。
日本酒の中には希少さの他に高級さも兼ね備えている銘柄があります。
希少さと高級さを兼ね備えた日本酒をご紹介します。
どの日本酒銘柄も富裕層がチェックしておきたいものばかりです。
伊勢神宮の酒米で造る日本酒「純米大吟醸 夢雀」
神秘的な青色のボトルが印象的な高級日本酒が「純米大吟醸 夢雀(むじゃく)」です。
夢雀は伊勢神宮の神田で生まれた酒米を使って造ります。
原料となっている酒米イセヒカリは伊勢神宮で突然変異により誕生しました。
以降、杜氏が奇跡の酒米であるイセヒカリを育て、夢雀を造っています。
夢雀は製造本数が限られていることや、熟成させるタイプの日本酒であることから、価格は10万円前後となっています。
ただし、熟成させた夢雀はさらに価格が跳ね上がります。
熟成させた夢雀は寝かせた年数が多いほど価格が上がり、2016年物になると30万円を超える価格です。
限定品であり、価格も熟成を経るごとに上がることから、入手が難しい日本酒のひとつに数えられています。
夢雀の味は角がなくまろやかで、香りは果物のようであり、香ばしくもあります。
熟成した日本酒特有の深みやコクがあり、熟成酒好きはたまらないはずです。
瓶も綺麗な色やデザインですから、コレクションとして飾りながらさらに熟成させてもいいかもしれません。
友禅張木箱入りの高級日本酒「大吟醸 朱金泥能代醸蒸多知」
友禅張りの豪華な箱に納められた日本酒です。
山田錦から造られた大吟醸は、甘く香りもよく、まろやかな味わいです。
朱金泥能代醸蒸多知も熟成させた日本酒なので、熟成日本酒特有の深みがあります。
しかし癖はありませんから、どのような料理にも合います。
夫婦での晩酌や自分一人でゆったり肴を楽しむひと時にもぴったりです。
朱金泥能代醸蒸多知は味の良さもさることながら、友禅張りの木箱が特徴になります。
見た目も豪奢ですから、贈り物としても喜ばれるはずです。
ただし、価格は10万円を超えており、年間60本ほどしか製造されない限定の希少酒となっています。
チャンスを逃すと入手が難しい日本酒のひとつです。
チタン容器の日本酒「北雪 大吟醸 YK35雫酒チタンゴールド」
チタン容器に入った重量感と高級感のある日本酒が「北雪 大吟醸 YK35雫酒チタンゴールド」です。
山田錦を極限まで磨き、昔ながらの製法で造った日本酒になります。
チタンゴールドの容器は雫のようなかたちをしており、銀色だけでなく淡い紫色にも光ります。
純チタンの容器は頑丈で破損がなく、軽いという特徴があります。
さらに、紫外線を防ぎ酒質に影響を及ぼす物質も入っていませんから、造ったときそのままの風味を楽しめます。
また、容器はインテリアにもなりますから、自宅の棚に飾っておいてもいいですし、封を切らずに自宅でそのまま保管して、特別な日に楽しんでもいいかもしれません。
容器に目を奪われそうですが、中身である日本酒の味わいも格別です。
北雪 大吟醸 YK35雫酒チタンゴールドは名前に「雫」と入っているように、つり下げた酒袋から垂れた雫だけを集めた日本酒になります。
価格は何と20万円以上です。
中身とチタンの容器に見合った価格ではないでしょうか。
まとめ
日本酒の中でも高価で希少な銘柄を3本ご紹介しました。
どの日本酒も量販店などで簡単に購入できる銘柄ではなく、こまめにチェックしてはじめて購入でき、なおかつ専門店など特定の店でしか扱っていません。
しかし、希少性などを考えると、日本酒好きならぜひとも味わってみたのではないでしょうか。
今回ご紹介した日本酒の中にはインターネットで購入できるものもあります。
気になる日本酒があれば、ぜひ購入してみてください。