2022
09/20
資産運用入門

資産運用とは

資産運用は自身が保有している資産を預貯金や投資などに分けて効率よく増やしていくことです。日本では銀行に預金を預けている人が多いと言われていますが、日本の銀行は金利が低く、資産を増やすことはほとんどできません。

国内株式やヘッジファンドへ投資を行い資産運用すると、銀行に比べると利回りがよく大切な資産を効率よく増やすことができます。特に1億円以上の資産がある方は、投資に対する見返りも大きいことから、リスクを抑えつつも積極的な資産運用をしていきましょう。

1億円を持っている人は資産運用でさらに資産を増やせる

1億円以上の資産がある富裕層の方は、効果的な資産運用を実行することで、大きな利益を生み出す可能性があります。日本では資産を銀行に預けている方が多いとされていますが、株式や不動産といった投資を活用して資産運用をすると、長期的に見ると大きな見返りを期待できます。債券運用などの低い利回りであっても、資産を運用した方が効率よく資産を増やせるでしょう。

1億円を持っている人が資産運用で注意すべきこととは?

1億円の資産は非常に大きな金額であるため、資産運用の方法を間違えると大きな損失が出てしまうリスクもあります。例えば、1億円を1銘柄の株式投資に全て投資した場合、株価が5%下落しただけでも500万円を失うことになります。

そのため、大きな見返りを求めるのではなく、資産を減らさない堅実な運用を心がけることも大切です。

ポートフォリオの組み方例

資産運用に活用される金融商品には様々なものがあります。1億円という資産を運用していくためには、リスクを抑え長期的に見て大きな利益をあげられるポートフォリオを組むことが大切です。本章では1億円の資産運用に適したポートフォリオ例を紹介しています。

国内株式

国内株式は日本の企業が発行する株式を購入する投資方法です。株価が値上がりしたことによる売却益はもちろん、配当金や株主優待も受けることができます。1億円を国内株式に投資するときは、景気の影響を受けやすく値動きが激しい自動車メーカーなどは避け、食品や衣料品などの変動を受けにくい銘柄を選ぶといいかもしれません。

また、分散投資を行う際はそれぞれ業種が異なる銘柄に投資することで、資産が減るリスクをより抑える効果が期待できます。

不動産投資

不動産投資はマンションやアパートを購入し、賃貸収入で利益を出す投資方法です。不動産投資を進める際は、空室によって収入が減退してしまうリスクがあるため、常に利益を維持できる物件を見つけることが大切です。

そのため、不動産業者に直接足を運び、実際に物件や立地を見ながら投資対象を検討する必要があります。また、日本では今後人口の減少に伴って住宅に対する需要は減少すると言われており、将来的な利益の見込みを考慮すると検討の余地がありそうです。

ヘッジファンド

ヘッジファンドは金融のプロが投資家の資金を集めて株式や債券に投資をして利益をあげます。資産運用のプロが投資を行うことから、専門的な知識がない資産家にも安心です。また、ヘッジファンドに依頼すると予め銘柄を分散して投資を行なってくれることから、リスク管理がしやすいメリットもあります。

依頼には運用手数料がかかってしまうものの、他の投資方法に比べるとリスクを抑えながらも高い利益を期待できると言えます。ヘッジファンドの投資額は1000万円からに設定されていることが多く、世界中の富裕層が積極的に活用していると言われています。

1億円の資産を守りながら資産運用したい方はどうすればいい?

資産1億円の運用方法は様々ですが、何度もいうように手堅く堅実な投資がとても重要です。利回りが5%あれば、日本の平均年収分を超える収入が働かずとも手に入ります。

特に富裕層であれば、資金が潤沢にあるため、大きな元手で堅実に資産を増やすこともそう難しくはありません。資産を守りながら資産運用するためには、以下の2点を意識しましょう。

リスクヘッジ投資

資産運用は金額が大きくなると僅かな値動きでも大きな損失がでるため、資産が大きく減ってしまうリスクがあります。大きな見返りを期待せずにリスクを予測して、リスクに対応できるよう備える「リスクヘッジ投資」を意識して金融商品を選びましょう。

分散型投資

リスクヘッジという意味でも1億円の資産運用を行う際は、分散投資を心がけることも大切です。分散投資はターゲットである銘柄を分散することで、大きな値動きが起こった際のリスクを分散させるというものです。

分散投資を行う際は、できるだけ変動の幅が少ない銘柄を選ぶことも大切です。特に海外の株式や利回りの高い債券などは、価格が変動するリスクが高いため分散投資には不向きとされています。

まとめ

1億円を効果的に資産運用すれば、年間で数百万円単位の利益をあげることも不可能ではありません。しかし、専門知識を持たずに高い利回りの銘柄に投資を行ったことで、大切な資産が減ってしまう危険性もあります。

大切な資産をどのように投資すれば良いか悩んでいる方は、投資のプロがリスクを抑えながら資産運用を行うヘッジファンドを利用するのをおすすめします。近年は顧客のニーズに合わせた投資を行ってくれるヘッジファンド会社も増えているため、全国の富裕層の方はぜひ依頼を検討してみてください。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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