はじめに
眞子様と小室圭さんの結婚で注目されたもののひとつに「ニューヨークの物価」があります。
おふたりが結婚後に住む予定のニューヨークは物価が高いことで有名です。
果たしてニューヨークの物価はどのくらいなのでしょう。
食料品や家賃など、身近なものからニューヨークの相場が本当に高いのか探ってみましょう。
ニューヨークは世界で14番目に物価が高い都市
マーサー『2021年世界生計費調査 – 都市ランキング』によると、ニューヨークは世界で14番目に物価の高い都市になっています。
世界には多数の都市がありますから、その中で14番目ということは、ニューヨークの物価は他都市と比較して高いと言えるのではないでしょうか。
物価が高いということは、それだけ生活のために多くの資金を要するということです。
ニューヨークの人々の30%は日本円換算で1,100万円以上の年収を稼いでいると言われています。
ニューヨークはアメリカの中でも年収の高い都市なので、全米からたくさんの人が収入を求めて集まってくるのだとか。
ただ、すでにお話しした通りニューヨークは物価の高い都市です。
生活のためには食料品や日用品などを購入しなければいけませんし、税金も払わなければいけません。
年収1,000万円でも裕福な暮らしのできない都市がニューヨークだと言われています。
ニューヨークの物や家賃の相場は日本円換算でどのくらいか
ニューヨークで生活する際には、家賃や食料品などにどのくらいかかるのでしょうか。
ニューヨークの家賃相場は1LDK物件で月56万円ほどだと言われています。
東京の銀座で1LDKの家に住んだ場合、家賃は十万円台後半から30万円前後くらいではないでしょうか。
ニューヨークと東京の銀座を比較すると、家賃相場は倍くらい違っていることが分かります。
食材の相場も日本とは異なっており、日本で購入する額の1.5倍ほどが相場です。
食事もやはり日本より相場が高く、日本で外食する際の金額の2倍ほどが相場だと言われています。
たとえば、日本のモーニングメニューが1,500円だとすれば、ニューヨークでは3,000円ほどが目安です。
レストランで夫婦一緒に朝食を取ることを考えて計算すると、6,000円以上を覚悟しなければならないということです。
良い料理を食べようとすれば、さらなる金額を覚悟しなければならないでしょう。
調査によると東京とニューヨークが逆転しているという結果に
ニューヨークの物価・家賃相場などを考えると、日本より「かなり高いのではないか」という印象を受けるのではないでしょうか。
家賃やレストランでの食事の価格を単純比較すると、日本に住んでいる人は「ニューヨークに住むにはかなりの収入がないと難しいだろう」と考えるはずです。
しかし、ここに奇妙なデータがあります。
同マーサー『2021年世界生計費調査 – 都市ランキング』によると、東京の物価はニューヨークよりランキングが上の4位になっているのです。
東京は前回2020年の調査でも3位とランキングのトップ圏に都市名が挙がりました。
順位だけ見ればニューヨークより東京の方が物価は高いことになるのです。
この調査は米ドルを使っており、一般的な物価指数をはかるものではありません。
企業が海外に人材を送る際の資料のひとつです。
個別の物価を細かく比較していくとまた違った結果になるかもしれません。
ただ、ニューヨークの物価や家賃がある程度の高水準にあることは分かる結果ではないでしょうか。
まとめ
眞子様と小室圭さんのご結婚でニューヨークの物価が注目されました。
ニューヨークの物価は、食材であれば日本の相場の1.5倍ほど。
レストランの食事であれば日本の相場の2倍ほどだと言われています。
ただし、個別の調査結果や品目によっては違った結果が出ることでしょう。
ニュースをきっかけに日本と他国の状況を比較しても面白いかもしれません。
ニュースを見るときに参考にしたい知識です。