2020
08/26

はじめに

通常の株式投資では、100株単位の取引になります(単元株取引)。しかし「ミニ株」や「単元未満株」の制度使えば一般的な売買単位である単元株よりも細かい単位での株の取引が可能です。ミニ株と単元未満株の仕組みとメリット・デメリットについて解説します。

ミニ株・単元未満株とは

ミニ株は株式ミニ投資とも呼ばれ、単元株の10分の1、つまり10株から購入できます。また単元未満株制度がある証券会社では、さらに細かい1株から売買可能です。ミニ株は SMBC 日興証券など対面取引中心の証券会社で取引でき、単元未満株は SBI 証券・auカブコム証券・マネックス証券などのネット証券で取引可能です。

「自分は単元株で取引しているので関係ない」と考えている人もいるかもしれません。しかし、保有している株が株式分割などで単元未満株が発生する可能性もあります。たとえば、1株を1.2株にする株式分割が行われたとすると、それまで100株を保有していた株主は、分割後の保有株数が120株になります。

単元未満株でも配当金をもらえるなど、一部の株主権は認められていますが、単元未満株のみを保有している株主には議決権がありません。また、企業によっては株主優待がもらえない場合もあります。

ミニ株・単元未満株のメリット

少額で株式投資できる

ミニ株や単元未満株の取引なら、投資資金を少なく抑えられます。たとえば、株価1,000円の株式を購入する場合、通常の単元株取引では1,000円×100株=10万円が必要です。

しかし、ミニ株なら1万円(1,000円×10株)、単元未満株なら1,000円(1,000円×1株)で取引できるのです。

投資金額が少ないということは利益も少なくなりますが、損失も抑えられます。投資初心者の人は、単元株取引で取引をすると大きな損失をだしかねません。最初はミニ株や単元未満株制度を利用し、損失を抑えながら取引するようにしましょう。

分散投資できる

ミニ株や単元未満株では、一つの銘柄に充てる資金が少なく済むので、少ない運用資金でも複数の銘柄を購入できます。複数の銘柄に分散投資できるので、ある銘柄が下落しても他の銘柄でカバーできるなど、全体的な下落リスクを抑えられるのです。

配当金をもらえる

1株でも株主であることに違いはないので、配当金を受け取れます。配当金とは、企業が利益の一部を株主に支払う分配金で、保有株数に応じてもらえます。ただし、単元未満株には議決権がありません。議決権とは、株主総会での決議に参加して票を入れることができる権利のことで、通常は1単元株(100株)に対して一つの議決権があります。

また、株主優待をもらえない場合もあるので注意しましょう。

ミニ株・単元未満株のデメリット

証券会社が限られている

ミニ株は、SMBC日興証券など対面取引中心の証券会社の一部でのみ取引が可能。また、単元未満株の取引をできるのは、SBI 証券やマネックス証券、au カブコム証券などネット証券の中でも限られています。

ただし、最近はSBIネオモバイル証券やLINE証券など、単元未満株取引ができる新しい証券会社も増えています。

リアルタイムで取引できない

単元株取引の場合、証券取引所が開いている間はいつでも取引できます。また、値段を指定する指値注文や、値段を指定せずに注文する成行注文など、注文方法の種類も豊富です。しかし、ミニ株や単元未満株取引では、リアルタイムの取引はできません。

注文方法は証券会社によって異なりますが、基本的に前場または後場の始値になります。そのため約定するまでのタイムラグがあり、いくらで買えるかわからないというデメリットがあります。

SBIネオモバイル証券の魅力

単元未満株取引におすすめなのが、SBIネオモバイル証券(ネオモバ)です。メジャーな共通ポイントであるTポイントを使って単元未満株が取引できるからです。

ネオモバでは、月間約定代金が50万円以下の場合は、毎月のサービス利用料が220円(税込)発生しますが、期間固定Tポイントが毎月200ポイントもらえます。実質20円で50万円までの株式取引ができるので、少額から株式投資を始めたい人にピッタリのサービスです。

またTポイントを株式投資に利用できるので、これまで投資を行うことが難しい状況にあった人でも簡単に投資できるようになったのです。これまで貯めたTポイントを活用でき、1ポイント=1円相当で国内株式の購入が可能になりました。

ネオモバでは20代、30代の投資家が半分以上を占め、株式投資が初めてという人も50%以上となっています。

まとめ

ミニ株や単元未満株の制度を使えば、少額から株式投資を始められます。これまで、まとまった資金がないとためらっていた人でも、気軽に売買可能です。ただし、取引できる証券会社は限られているので、取引証券会社に取引できるか確認するようにしましょう。
これから株式投資を始めようと考えている人は、手数料が安いネオモバイル証券がおすすめです。ミニ株や単元未満株を利用し、将来に向けた資産形成を始めるようにしましょう。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者20万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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金融商品取引業者 登録番号:東海財務局長(金商)第140号

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