2021
07/07
最終更新日:2022/07/06
IFA 資産運用入門

はじめに

リタイア時に2,000万円の貯金が必要とされる昨今。現役世代のうちから資産形成に勤しむ必要性を感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、資産形成といっても自分の資産をどう運用して良いのか分からないということもあります。そんな時に役立ってくれるのがIFA(IFA=Independent Financial Advisor)です。
そこで、IFAを活用する意味や、どうすれば活用できるのかを見ていきましょう。

IFAの基本

まずIFAの基本的な役割を見ていきます。
IFAとはIndependent とつくように、金融機関や証券会社に直接所属しない、独立性のあるファイナンシャルアドバイザーを指します。
金融商品仲介業者として内閣総理大臣下の登録のもと業務を行っています。

IFA=資産運用について顧客へアドバイスを行う人

IFAはファイナンシャルアドバイザーとして、顧客であるあなたに資産運用のアドバイスを行ってくれる役割を持ちます。株、投資信託、外貨、債券など世の中には様々な投資手法があります。
IFAは、それらの投資手法に対する専門的な知識を持っており、顧客の疑問に対して、その投資ならではの特徴、メリット、また特有のリスクなどを説明してくれます。
また資産運用に置いてポートフォリオを構築し、利益が出る可能性を高めていくためのアドバイスも行ってくれます。

証券会社の社員ではない

IFAを使わずとも、資産運用のアドバイスは、証券会社や金融機関に相談を行えばもらうことができます。
しかし、証券会社や金融機関にアドバイスをもらうと、その会社の社員に相談にのってもらうことになるので、基本的にはその会社で扱っている商品の相談しか受けてもらえません。
しかし、IFAに相談をすれば、会社に所属していない立場の人間なので、多様な投資対象の中から、あなたの志向にあったもの、利益重視、安定性重視など顧客の立場にて投資商品を紹介してくれるのです。

証券会社より顧客の利益を重視してくれる

証券会社や金融機関の社員は、結局はその会社の利益重視で動きます。顧客の利益を軽視するわけではありませんが、自社で扱う商品を優先的に斡旋してくるので、顧客の好みに必ずしも合致するとは限らないのです。
しかし、独立性を保っているIFAであれば、1社の商品や一つの投資先に固執することなく、様々な投資対象からあなたの資産運用に役立つものを紹介してくれます。

資産運用でIFAを利用するメリット

顧客の資産全体を見たポートフォリオを構築してくれる

IFAは、顧客の資産全体を見て、顧客のニーズに答えたポートフォリオを構築してくれます。日本も国内の円で運用される資産運用だけをしたい方、成長性重視で新興国にも投資したい方、不動産中心に投資したい方など、投資のポートフォリオは個人によって好みが異なるものです。
そこでIFAを活用すれば、色々投資対象を横断したポートフォリオを構築してくれるのです。

幅広い投資の知識を持ってアドバイスをくれる

資産運用で着実に利益を出していくためには、一つの投資手法にだけ固執するのは決してベターな選択ではありません。しかし、本業のあるサラリーマンの方が様々な投資対象について幅広く、かつ専門的な知識を身につけるのはなかなか難しいことでしょう。

一方でIFAは、業務に必要な知識をして、常に投資に関する知識を収集しています。それだけに色々な投資について、幅広くかつ深い知識を持っており歴史のある投資手法から、最先端の投資手法まで、様々な投資に対して精通しています。
分からないことがあればまずIFAに相談し「この投資で利益を出すためには何に気をつければ良いのか」「世間ではこの程度の資産を築くには、どれくらいの金額を運用しているのか」などのあなたの疑問に対しても、一つ一つアドバイスをくれるはずです。

商品購入後も継続的にフォローしてくれる

IFAはあなた専門の資産運用アドバイザーとして、幅広く長いお付き合いをすることができます。資産運用とは、一度投資商品を購入したらそこで終わりではありません。インカムゲイン重視のものは長期間にわたって保有することで、リスクヘッジをすることもありますし、キャピタルゲイン目的の資産運用も、継続して取り組むことで大きな利益の獲得に繋がります。
継続して資産運用を行いたいのであれば、毎回違う人にアドバイスを求めるよりも、毎回継続して相談に乗ってもらえるIFAがいたほうが、自分専門のアドバイザーとして、あなた向けにカスタマイズされたアドバイスをもえるでしょう。

IFAを利用する方法

ここまで読んできて、IFAの活用に興味が出てきた方もいるでしょう。そこで、IFAを利用して資産運用に臨むための、IFAへのアプローチ方法を見ていきます。

IFA主催のセミナーなどに参加する

IFAが、自分で投資初心者対象などの金融・資産運用セミナーを実施していることがあります。そういったセミナーに参加して、IFA のことを気に入った場合は、資産運用のアドバイスを申し込んでみましょう。IFAが主催するセミナーを検索し、積極的に参加してみると良いです。

証券会社に紹介してもらう

証券会社と提携して業務を行うIFAもいます。この場合、証券会社の意向に沿った金融商品を紹介されるのではないかと、懸念する方もいるかもしれません。
IFA は、独立性のある金融商品の外務員です。証券会社の斡旋を受けて顧客を獲得することはあるものの、特定の証券会社の商品を常に紹介することを義務付けられていません。顧客に対しては、市況を見て「今はあえて資産運用しない方が良い」というアドバイスを与えることもあるのです。
証券会社にIFAを紹介してもらうメリットは、一定の実績があり信用度の高いIFAを紹介してもらえることです。

紹介サイトを利用する

また最近では、インターネット上で IFA の紹介サイトも増えています。IFAの紹介サイトを利用すれば、自分の求める条件に沿ったIFAをWebサイト経由で紹介してもらえるのです。
多数のIFA の実績や評判などを比較しながら、この人が良さそうだと思ったIFAにアプローチして、繋いでもらえます。
ネット上で手軽に比較検討しながら、IFAを選べるのが最大のメリットといえるでしょう。

まとめ

資産運用で着実に一定の利益を出していくためには、様々な投資手法について十分な知識を身につけることが重要です。しかし、仕事が忙しい方の場合、なかなか複数の資産運用に必要な知識を身につけられないかもしれません。
そんな時に IFA を利用すれば、顧客の意向に沿った資産運用のアドバイスを長期的に受けることができます。
あなたの資産形成のパートナーとして、ぜひともIFAを利用してみてはいかがでしょうか。

当社でも無料個別面談を行なっております。
ぜひ、お気軽にお申し込みください。

https://wealth-partner-re.com/meeting/

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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金融商品取引業者 登録番号:東海財務局長(金商)第140号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人日本STO協会

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