2022
09/16
IFA

IFA(資産運用アドバイザー)とは

IFAとはIndependent Financial Advisorの略で、資産運用についてアドバイスする専門家です。金融機関などの組織に属さずに中立な立場から資産運用のアドバイスができるため、それぞれの資産家のニーズに寄り添った提案が可能です。

近年は金融機関と同等の資産運用のプロフェッショナルと言われ、アメリカでは医師や弁護士とも遜色のない社会的地位があると言われています。

IFA(資産運用アドバイザー)がおすすめする1億円の資産運用をする際に知っておきたいこと(h2)

1億円の資産を運用する際の重要な2つのポイントについて解説します。

ポイント1 堅実な資産運用を心がける

1億円という金額は少しの値動きでも大きく影響を受けてしまうため、資産を減らさないことが大切です。資産が少ないケースでは、多少のリスクを承知の上で積極的に資産運用する方も多いですが、1億円という大金がある際は、リスクを可能な限り抑えて運用することが大切です。

ポイント2 リスク分散型の運用

資産運用ではリスクが全くない商品はありません。しかし、高い見返りを求めればリスクは高くなってしまいます。資産運用の中では比較的リスクを抑えて運用できる方法がいくつかあるため、1億円という資産を長期的に運用すると、将来的に大きな利益を得ることもできます。

1億円の資産運用におすすめの方法

株式投資

株式投資は株式を購入して利益をあげる資産運用です。株式投資の利益は2種類があり、値上がりした株式を売却して利益をあげるキャピタルゲインと、株式の保有中に株主としての配当を得るインカムゲインです。

株式投資は値上がりだけでなく、配当金や株主優待などでも利益を得られるメリットがありますが、投資するための一定の知識が必要であることや、値動きが激しいためリスクはやや高めと言われています。

債券

債券は地方自治体や企業が投資家から資金を集める際に発行する証券です。債券を持っている人には毎年利息が現金として支払われ、満期になると額面金額が支払われます。

債券のメリットは満期にまとまったお金が手に入り、定期的に利子の収入も得ることができます。手元にある債券は満期を迎える前にも売却できますが、途中で売却する際は元本割れに注意しましょう。

また、債券を発行した自治体や企業が破綻するリスクもあります。

投資信託

投資信託は購入者の資産をプロが投資して運用する金融商品です。投資のターゲットは株式・債券・不動産などが多いと言われています。また、国内だけでなく世界中の金融商品に投資することができます。

様々な資産に投資できることに加えて、専門的な知識が必要ない方でも実践できる方法ですが、信託財産留保額という費用がかかってしまう点には注意が必要です。

1億円を持っている人にありがちな落とし穴

1億円は大金ですが、投資方法を間違えるとすぐにお金がなくなります。本章では、1億円を持っている人にありがちな資産運用について解説します。

マンション投資

マンション投資は、マンションやアパートなどの不動産を購入し、家賃収入で利益を上げる資産運用です。マンション投資の注意点は、運営や管理費が嵩み当初想定していた利益を大きく下回ってしまうことがあるため、実質利回りを正確に調べる必要があります。

また、物件の立地によっては入居者が見つからず、期待していた家賃収入が得られないことにも注意しましょう。

外国債券

外国債券は発行者・市場・通貨のどれかが海外である債券で、人気の金融商品として金融機関から勧められることも多いです。しかし、金利の高い外国債券は価格が大きく下がってしまうリスクがあるため、1億を超える資産の運用には不向きです。

ヘッジファンド

ヘッジファンドは高額な資金を集めて運用する投資信託です。ヘッジファンドでの資産運用では様々な投資方法や金融商品が使用され、一般の投資信託に比べると運用方法や状況が提示されにくいことからリスクの見極めが難しくなります。

IFAに相談するべき1億円の運用方法の内容とおすすめの理由

1億円を資産運用するにはリスクを抑えられ、長期的な保有が可能な株式・債券・投資信託などがおすすめです。リスクを抑えて運用するには、以下の3つのポイントを理解しましょう。

ポイント1 時期の分散

金融商品は買い時が大きく利益に影響することが多いです。ベストな買い時を見極めることは専門家でも非常に難しいですが、投資する時期を分散することで、値下がりの影響を出にくくできます。

ポイント2 長期運用

投資した金融商品は長期的な目線で運用することも大切です。短期間で大きく価格が動いている銘柄も、長期的に保有すれば変動の波が収まることがあります。

ポイント3 銘柄の分散

1億円を金融資産として投資する際は、複数の銘柄に分けて投資しましょう。1つの銘柄で運用すると、値下がりによって大きな影響がでてしまいますが、分散することでそのリスクを軽減することができます。

上記3つのポイントを意識していても、詳しく専門的な知識を有していなければ資産を減らしてしまうこともあるかもしれません。リスクを少しでも抑えた投資を行いたい人は「IFA」などの投資の専門家に相談するのがいいでしょう。

まとめ

IFAを利用すれば資産運用のプロフェッショナルがそれぞれの資産家に合わせた運用方法を検討してくれるため、高額な資産を運用していくためには安心な方法の一つです。自身の資産の運用方法に悩んでいる方はぜひIFAを活用してみてください。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者3万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

<ご注意事項>

  • 当社の所属金融商品取引業者等は株式会社SBI証券、東海東京証券株式会社、エアーズシー証券株式会社です。
  • 当社は所属金融商品取引業者等の代理権は有しません。
  • 当社はいかなる名目によるかを問わず、その行う金融商品仲介業に関して、お客様から金銭および有価証券のお預かりを行いません。
  • 各商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

[金融商品仲介業者]

商号等:株式会社ウェルス・パートナー

登録番号:関東財務局長(金仲)第810号

[所属金融商品取引業者]

商号等:株式会社SBI証券

金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会

商号等:東海東京証券株式会社

金融商品取引業者 登録番号:東海財務局長(金商)第140号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人日本STO協会

商号等:エアーズシー証券株式会社

金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第33号

加入協会:日本証券業協会

ご相談はこちらから
お名前*
お名前カナ*
メールアドレス*
電話番号*
第一希望日*
ご希望のお時間*
第二希望日*
ご希望のお時間*
面談場所*
ご相談を希望するアドバイザー
当日は代表の世古口が同席する場合がございます。
大まかな保有資産額を教えてください。*
ご年収を教えてください
当社を知ったきっかけ*
ご相談内容
利用規約*
上記でご入力いただいた内容は、当社からの連絡や情報提供などに利用するためのもので、それ以外の目的では使用いたしません。
また、その情報は、当社以外の第三者が利用することはございません。(法令などにより開示を求められた場合を除きます)
詳しくは、個人情報規約をご覧ください。
https://wealth-partner-re.com/policy/