2022
07/14
IFA

IFAはその方のニーズや目的、事情に合わせて資産運用や投資の具体的な提案を行ないます。ただ、IFAに相談した経験のない方は「どのような提案を受けられるのか」と疑問に感じるのではないでしょうか。

IFAに相談することで得られる提案の具体例をご紹介します。

IFA(資産運用アドバイザー)とは

IFAとは「Independent Financial Advisor」の略で独立系ファイナンシャルアドバイザーのことです。

IFAは中立的な立場で投資信託や株式、債券といった金融商品の仲介や資産運用のアドバイス、提案などを行なう専門的なアドバイザーになります。

FAのメリットは2つです。

IFAは証券会社など特定の会社の社員ではありません。証券会社とは協力関係にありますが、その会社のアドバイス担当社員というわけではないため、金融商品の販売ノルマもなく、その会社の取り扱い金融商品を営業する必要はないという特徴があります。IFAは中立の立場で顧客の立場に寄り添ったアドバイスや提案ができるというメリットがあります。

IFAには金融機関の社員のような転勤もありません。顧客が自分で選んだIFAとは基本的に長期でお付き合いし、事情やライフプランなどに合わせた提案やアドバイスを受けることになります。

資産運用や投資などお金のことについて長期を視野に相談できる専門的なアドバイザーがIFAです。

話題のIFAが提案する投資術

現在の年代や家庭、資産の状況で最適な提案が将来的にも有効とは限りません。なぜなら、年代やライフプラン、家庭や資産の状況によって最適な資産運用の方法は変わってくるからです。

たとえば、働き盛りである30代や40代は給与が主な収入でした。給与という定期収入やボーナスがあることを前提に資産運用のプランを組み立てたとします。

60代になると今後も給与を受け取ることを前提に資産運用のプランを考えるのではなく、退職や年金について考えながらプランを切り替えなければいけません。

年代によって収入や支出の事情、投資や資産運用のスタンスが変わってくるからこそ、最適なプランも変わってきます。

IFAが提案する投資術は、年代や事情、個人のライフスタイルを反映させた投資術になります。

年代別で考える最適な資産運用の方法

IFAに相談したときに受けられる提案をご紹介いたします。

なお、ここでご紹介する提案内容はあくまで一例です。相談するIFAや個別の事情、ニーズによって提案内容は変わってきます。

50代に最適な資産運用方法

50代になると老後資金について意識し始める方も少なくありません。

仮に老後資金を準備したいということであれば、リスクの低い金融商品で資金を貯める方法やリスクの低い金融商品とリターンの多い金融商品を組み合わせる方法などが考えられます。

IFAと顧客が方針について話し合い、債券や投資信託など個別の金融商品をIFAが提案します。

60代に最適な資産運用方法

60代になると退職が目の前になります。老後資金の準備をすると共に、給与という収入から年金収入へと家計を切り替える準備も必要ではないでしょうか。

今後の収入や生活の変化を視野に入れて資産運用の方針やポートフォリオの見直しなどを行なう必要があります。

見直しの内容に合わせてIFAが個別の金融商品についてアドバイスや提案などを行ないます。

70代に最適な資産運用方法

70代は仕事を退職して年金を主な収入源にしている年代ではないでしょうか。老後生活をしながら相続についても考え始める年代かもしれません。

70代の資産運用は、相続などを視野に投資の方針やポートフォリオの見直しをすることが考えられます。

方針や相続準備などのニーズに合わせてIFAは個別の金融商品の提案やアドバイスなども行ないます。

危険!身近に潜む仮面IFA(資産運用アドバイザー)

IFAによってアドバイスや提案の内容が違うからこそ、提案の質を担保するためにIFAを見極める必要があります。
提案の質の良いIFAを見抜くポイントは3つです。

・資産運用や投資の目的、ニーズ、ゴールを詳しくヒアリングするか
・特定の金融商品を強く勧める
・特定の投資方法に集中投資を勧める

IFAは自分の売りたい金融商品を売る仕事ではなく、顧客のニーズや目的、ゴールに合わせてアドバイスや提案、金融商品の提案などをするアドバイザーです。

顧客のニーズや目的、ゴールをヒアリングしないと提案やアドバイスは難しくなります。相談したIFAがヒアリングをしっかり行なうかチェックすることが重要です。

また、特定の金融商品だけを強く勧める場合や特定の投資方法に集中投資を勧める場合は注意が必要になります。質の良い提案を担保するためにも、顧客の意思より特定の金融商品や投資方法を勧めることを優先するIFAは避けた方が無難です。

まとめ

IFAによって提案内容が違っているため、質の良い提案を受けられるIFA探しは重要です。

自分に合った質の良い提案をしてくれるIFAを探すためにも、IFAの無料相談窓口などで「どのような提案をするか」「どのように進めるか」などを実際に体験してみてはいかがでしょう。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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