2019
08/26
不動産

はじめに

昨今、働き方改革などや老後資金不足問題の影響から、老後の資産を確保する目的で、不動産投資を行う方が増えています。

不動産投資は、「不労所得を得られる可能性がある」などとして、大変な人気を集めていますが、もちろんリスクもあります。

不労所得を得るまでには、相応の努力も必要ですし、リスクについても把握しておかなければいけません。

そこで今回は、建物の賃貸に関わる不動産投資に絞り、魅力やリスクについて紹介します。上手に不動産を経営して、不労所得を目指してみましょう。

不動産投資について

最近、働き方改革の影響や老後資金不足問題の影響などから、会社員として働きながら不動産投資を行う方が増えました。中には、不動産をいくつも経営し、不動産収入のみで生活している人もいます。

そもそも不動産投資とは、比較的ローンを組みやすく、始めやすいのが特徴と言えるでしょう。

ただ、「始めやすいから」「不労所得を得られるから」などと簡単に考えて、手を出してしまえば、必ず失敗します。必ずリスクについても把握した上で、不動産投資を始めなければいけません。

不動産投資の魅力

不動産投資の魅力は、「うまくいけば不労所得を得られる」という点です。

特に何をするわけでもなく、毎月家賃収入を得ることができ、ある程度まとまった資金ができれば2件目3件目と物件を増やしても良いでしょう。

ただ土地以外の不動産は、時の経過や使用に伴って劣化していくものです。そのため、時には大規模な修繕も必要になりますし、解体しなければいけない状況に陥る可能性すらあります。

不動産投資で不労所得を手にするのはそう簡単では無いことは、覚えておかなければいけません。

また、地方で販売されている物件の中には、物件価格が安い上に高利回りな物件が販売されています。

初めて不動産投資を行おうと考える方は、地方高利回り物件がとても魅力的に見えるでしょう。

ですが、「地方高利回り物件は危険」という認識を持っておいた方が良いでしょう。

不動産投資のリスク

不動産投資は、上手に運用できれば資産運用としても有効ですし、資産を増やすことも可能です。

ただ、安定した収益を得るためには、リスクを把握した上でリスクの低減を図らなければいけません。

不動産投資のリスクや注意点についていくつか紹介します。

【地方高利回りには要注意】
先程も紹介しましたが、「地方高利回り」は危険です。通常の不動産投資の利回りは、5~10%です。

ですが地方物件の中には、20%近くもの高利回りを謳った物件も少なくはありません。一般的な利回りよりも高利回りであれば、「何かあるのではないか?」と疑ってみた方が良いでしょう。

高利回りの理由を知った上で、許容範囲内であれば高利回り物件を購入してみても良いです。

【空室リスク】
当然のことではありますが、物件に入居者が入らなければ不動産収入を得ることはできません。

そして、不動産投資は、収入が無くても維持費を支払わなければいけませんから注意が必要です。

不動産にかかる維持費は、建物の修繕費や固定資産税など様々です。場合によっては、空室を解消するために設備投資を行わなければいけないこともあります。

【事故トラブル】
不動産投資に関わるトラブルは、非常に多いです。火災や地震、入居者が室内で死亡してしまう可能性もあります。

これらの事故などが起きてしまえば、しばらく入居者を募集できない上に、高額な修繕費もかかります。

ただ、これらのリスクに対応した保険も用意されているので、必要に応じて保険への加入を検討しましょう。

まとめ

今回、不動産投資について紹介しました。不動産投資は、成功すれば不労所得を得ることも可能ですし、老後の資産確保としても有効です。

ですが不動産投資は、決して簡単ではありません。今回紹介したリスクもほんの一部でしかないです。

これから不動産投資を始めようと考えている方は、成功事例よりも失敗事例を多く学ぶことを意識しましょう。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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