住宅ローンも繰り上げ返済が可能!返済期間短縮・返済額軽減どちらを選ぶ

はじめに

夢のマイホームを手に入れたは良いが、数十年単位の長期的な返済計画に先が思いやられている方も多いのではないでしょうか。

もしも、住宅ローンの月々の支払い額軽減や、支払い期間の短縮を狙うのであれば、“住宅ローンの繰り上げ返済”がおすすめ。

今回は、繰り上げ返済とは何か?についてお伝えするとともに、返済期間短縮型と返済額軽減型のメリット・デメリットについてお伝えします。

住宅ローンは繰り上げ返済が可能

住宅ローンは“繰り上げ返済が可能”です。
繰り上げ返済とは、毎月の住宅ローン支払い額とは別に、お金を繰り上げて返済を行う方法です。住宅ローンを組み、数年もしくは数十年掛けて、ある程度まとまったお金を蓄え、一部多めに返済するということですね。

住宅ローンの繰り上げ返済を行うと、返済期間短縮型と返済額軽減型の2つのうちどちらかを選択できます。

返済期間短縮型とは、毎月の支払い額は今までと同じにしながら、返済期間を短縮する方法。
一方で返済額軽減型とは、支払い期間を変えずに毎月の支払い額を減らす方法。

どちらも魅力的ですが、どちらもメリット・デメリットが存在します。
次に、返済期間短縮型と返済額軽減型のメリット・デメリットについて詳しくお伝えしていこうと思います。

返済期間短縮型のメリット・デメリット

返済期間短縮型のメリット・デメリットについて詳しくお伝えしていきます。

2-1 メリット

返済期間短縮形のメリットは主に2つ
・利息軽減効果が大きい
・返済期間が短縮される
です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

【利息軽減効果が大きい】
住宅ローンを組まれた方のほとんどは、「元利均等返済型」で返済を行っているはずです。
元利均等返済型とは、元金・利息をあわせた金額を毎月一定で支払っていく返済方法。
月々の支払い額が一定になるため、返済計画が立てやすくなるなどのメリットがあります。

そんな元利均等返済型は、支払う利息が高いです。
しかし、繰り上げ返済を行い、返済期間短縮型を選択することで、繰り上げ返済額はすべて元金に充当されるため、利息軽減効果はとても大きいです。

【返済期間が短縮される】
繰り上げ返済を行った金額に応じて、返済期間が短縮されます。
返済期間が短縮された分、老後に対する資産形成を立てやすくなるなどのメリットが生まれます。

2-2 デメリット

返済期間短縮型のデメリットは、支払った実感が得られないことです。
数百万円単位の繰り上げ返済を行っても、現状的には何も変わりません。
将来に向かってのメリットしか得られないため、気持ち的な部分でデメリットに感じてしまうでしょう。

返済額軽減型のメリット・デメリット

返済額軽減型のメリット・デメリットについて詳しくお伝えします。

3-1 メリット

返済額軽減型のメリットは、「月々の返済額が軽減される」ことです。
返済期間短縮型と比べて、すぐに実感を得られるのもメリットでしょう。

長い目で見て、毎月の支払い額が軽減されれば、日々の生活も楽になることでしょう。

3-2 デメリット

返済額軽減型のデメリットは、返済期間短縮型と比べて利息軽減効果が少ないことです。
利息軽減効果が少ないということは、総支払い金額にも影響が出ます。

結果的に総支払い金額が多くなるのは返済額軽減型ですので注意しましょう。

まとめ

今回、住宅ローンの繰り上げ返済についてお伝えしました。
住宅ローンも積極的に繰り上げ返済を行うことで、利息軽減に繋がります。

繰り上げ返済を行うことで、返済期間短縮型もしくは返済額軽減型を選択できます。
メリットやデメリットについて把握をし、自分の目的にあったほうを選択しましょう。

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