2021
01/29
経済・マーケット

はじめに

イギリスを中心に感染拡大している新型コロナの変異種は、日本国内でも数例確認されています。
未だに収束に向けた動きが見えてこない新型コロナがありながら、ここにきて変異種が発生してしまったことに、不安を抱える方も多いでしょう。今回は、変異種やパンデミックの可能性についてお伝えします。

新型コロナ変異種とは

2019年12月8日に中国ではじめて新型コロナが発見されてから1年が経過した頃、イギリスで新型コロナ変異種が発見されたことが話題となりました。

新型コロナウイルス変異種に対する情報は未だ少なく、不確かな情報が多い一方で、通常の新型コロナよりも感染力が非常に強いとまで言われています。

とくに注意しなければいけないのが、「変異種では若い世代への感染力も強く、重症化しやすい可能性がある」という点です。新型コロナの死亡者や重症化する患者の多くは、高齢者や基礎疾患のある方々がほとんどでした。

また、若い世代での重症化報告は少なく、感染してもほとんど無症状の方が多いのが新型コロナの特徴でした。しかし今後、若い世代へも大きな影響をもたらすかもしれない新型コロナ変異種は、不明な点が多いとは言いつつ警戒しなければいけません。

変異種のパンデミックは起きるのか

新型コロナのワクチン開発が進み、各国では接種が開始されるなど、収束へ向けた兆しが見えたようにも思えた時期に変異種が発生。イギリスを中心に世界各国で変異種が発見されています。

とくに、コロナ変異種は「感染力が非常に強い」と言われています。これが事実なのであれば、今まで行ってきた感染対策では効かない可能性すらあるでしょう。

そうなれば、日本経済へ与える経済影響、世界各国へ与える経済影響は計り知れないものとなるでしょう。

日本の経済はどうなってしまうのか

コロナ変異種は、まだまだ情報が少なく、どの程度の感染力を持ち、重症化リスクや死亡率はどの程度なのかがわかりません。そのため、日本経済へ与える影響がどの程度になるのかを判断することはむずかしいでしょう。

ただ、何の情報もないからこそ恐れるしかなく、経済活動が衰退していくことは事実でしょう。新型コロナが蔓延し始めた頃には「正しく恐れる」とよく見聞きしていたはずです。

これは、コロナ変異種にも同じことが言える話であって、経済を止めずに正しく恐れながら生活を送ることが大切ではないでしょうか。

新型コロナや変異種によって死亡する人も多いですが、中には経済によって殺されてしまう方もいます。どちらにせよ、正しく恐れることこそが、日本の経済や人々の命を守っていくことになるでしょう。

まとめ

今回は、イギリスを中心に蔓延し始めているコロナ変異種についてお伝えしました。

新型コロナが中国ではじめて発見されてからわずか1年余りで、変異種が発見されたことに驚き戸惑う方が多いでしょう。

変異種に対する情報が少なく、会社はどうなってしまうのか?持ちこたえられるのか?仕事は?学校は?など、さまざまな不安を抱えている方が多いのは事実です。

新型コロナが与えた経済損失は10兆円~50兆円と言われており、世界的に見れば1,000兆円を超えると言われています。これがまだ続くかと思えば、不安を抱えるのは事実でしょう。ただ今は、正しく恐れ、経済と感染対策を徹底することしかできません。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者3万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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