米国株上昇により資産配分が歪んだ富裕層のリバランス実例

はじめに

こんにちは。株式会社ウェルス・パートナー代表の世古口です。

  • アメリカの会社に勤めていてストックオプションや報酬で株式を取得したが、米株の株価が上昇して資産配分が歪んでしまった
  • 以前からアメリカに投資しており、売買した米株の株価が上昇した結果、資産配分が歪んでしまった

このようなご相談をよくいただきます。

持っている株式の株価上昇やアメリカ資産の価値上昇は喜ばしいことです。

しかしながら、米株だけが上昇してしまうと、保有している資産のバランスが歪んでしまいます。米株上昇で資産配分が歪んでしまった富裕層の方や資産家の方は、資産配分の見直しがおすすめです。

富裕層のお客様ご本人の承諾を得て、米株上昇で歪んでしまった資産配分の見直し事例をご紹介します。

▼今回の内容はYouTubeでもご覧いただけます

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0:00 オープニング
0:27 はじめに
2:13 資産配分(当初)
6:48 資産配分(米株売却)
7:30 資産配分(再配分後)
11:23 まとめ
14:52 エンディング

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▼プロフィール
世古口俊介(せこぐちしゅんすけ)
株式会社ウェルス・パートナー代表取締役
資産数億円以上の富裕層を対象に資産運用コンサルティングを行う。株式や債券、不動産などすべての資産クラスを扱い資産全体を最適化。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者3万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」を通して日本の富裕層に資産運用の情報を発信。

▼経歴
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱東京UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレー証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベート・バンキング本部の立ち上げに参画し同社の成長に貢献、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。

▼株式会社ウェルス・パートナー
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50代富裕層のお客様のリバランス事例

①当初の資産状況

事例としてご紹介するのは未上場会社の役員として勤めている50歳代男性のお客様です。

資産としては日本株式や外国株式、日本と海外の債券、REIT、投資用不動産などを所持しています。中でも特に多いのが先進国の外国株式です。

左下の資産の比率を見てみると、米株上昇により一気に総資産額が膨らんでしまっています。総資産が膨らんでも借入が増えていないため、レバレッジ比率が低くなっている状況です。

また、米株上昇により実物資産の比率が低くなっており、米株など金融資産の比率が膨らんでしまっています。株式比率もかなり高くなっており、資産配分が歪んでいるのが現状です。

お客様のご要望は、

  • 米株上昇で歪んだ資産配分をリバランスしたい
  • 仕事(会社役員)は50歳代後半~60歳代前半にはリタイアしたい(後5年くらい働く予定)
  • リタイア後の投資での収入を増やしたい
  • 資産の守りを重視しつつリスク分散もしたい(株式に一極集中している攻めの資産運用なので、守りやリスク分散を重視してリバランスしたい)
  • 相続対策もしたい

でした。

②米株を売却してリバランス

米株上昇で資産配分が歪んでしまった場合、まずは米株を売却します。それから売却金を他の資産に振り分けるかたちでリバランスします。

こちらのお客様のケースでは3.9億円分の米株を売却しました。株式売却の税金に6,000万円ほどかかりますので、3.9億円から6,000万円を差し引いて残りが3.3億円(外貨)になります。株式売却の税金を納付したので、その分だけ純資産合計が減りました。

③リバランス後の資産状況

上昇した米株を売却して作った外貨3.3億円を各資産・金融商品に配分します。

米株売却で作った外貨3.3億円は次のような資産・金融商品に配分し、資産配分の歪みをリバランスしました。

  • 日本株式:1,000万円 / インデックスファンドへ投資
  • 新興国株式:1,500万円 / 外国ETFへ投資
  • 先進国債券:2.1億円 / 個別米債PF、リバランス前は債券の割合が少なすぎる状態だったため、債券には多めに配分
  • オルタナティブ:4,000万円 / ヘッジファンド3,000万円と暗号資産1,000万円、資産分散のため配分
  • 国内不動産:1.5億円 / 相続対策やインフレ対策、借入の比率や投資効率を高めるために都心木造一棟アパートに配分
  • 国内ローン:1.1億円 / アパートの頭金は4,000万円で、残りはローンとして借入
  • コモディティ金:1,500万円 / 外国ETF、資産分散のため配分

米株を減らして別の資産に配分したわり「株式が増えている」「米株を売って株式に配分しているじゃないか」と思うかもしれません。

こちらのケースでは先進国株である米株が多すぎる状態だったので、別の株式カテゴリである先進国株式に配分し直しました。

リスク分散や相続対策、レバレッジ比率なども併せて資産配分を見直したことで投資効率が上昇しています。

  • 総資産合計→リバランス前120.0%、リバランス後135.7%
  • 実物資産→リバランス前38.1%、リバランス後51.1%
  • 外貨比率→62.1%だったが、上昇した米株を売却したことでリバランス後は55.0%に下がる

外貨比率は50%台がニュートラルな比率だと考えると、米株を売却して資産のリバランスをしたことでニュートラルな数値にまで下がっています。

また、上昇した米株を売却したことで株式と債券の比率も変動し、株式1に対して債券2の割合になりました。やや保守的な株式と債券の割合になっています。

今後、退職などに応じて債券と株式の割合をさらに最適化する予定です。

米株上昇により資産配分が歪んだ富裕層や資産家のリバランス実例まとめ

上昇した米株で資産配分が歪んでしまったときのリバランスでは「ニーズや生活状況など現状に合わせて資産配分を最適化する」「外貨比率を下げる」「株式を減らして債券を増やす」などがポイントです。

また、米株が上昇すると金融資産が増えるので、国内不動産を使って借入や実物比率を上げることもポイントになります。

米株上昇時のリバランスの参考にしていただければと思います。

資産配分や米株上昇への対処にお悩みなら、富裕層の方や資産家の方の資産運用・投資サポートに特化しているウェルス・パートナーへご相談ください。お客様の資産状況に合ったリバランスを提案いたします。

今回の内容についてはYouTubeチャンネル『世古口俊介の資産運用アカデミー』でもご視聴いただけます。

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