2021
03/11
資産運用入門

はじめに

投資といえば、株式投資や国債・社債などの債券、投資信託、不動産などなど…。
代表的な投資はこのようなものですね。

ところが昨今、「実物資産」への投資も少しずつ人気を博し始めています。

絵画や純金やアンティークコインなどの貴金属、クラシックカー、高級腕時計などが一例です。

中でも絵画をはじめとしたアート作品への投資は、以前ZOZOの創業者・前澤友作氏がオークションで落札額123億円で購入をしたというニュースもあり、莫大な資金が動く市場になっています。

とはいえ、まだまだアート作品への投資については知らない方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、アート投資の基礎知識やメリットについてお伝えしていきます。

アート投資とは?

アート投資とは、文字通り絵画や彫刻、骨董品などの美術的な作品を購入し、時期が経ったら売却して値上がり益を狙う投資のことをいいます。

株などの証券のかわりに、美術品を投資対象として購入することです。

過去に購入した作品を、数年後にオークションに出したら数倍の金額がついた、ということもあるように、アート作品は投資対象として魅力的な存在であると言えます。

これまではアート投資は富裕層だけのもの、という認識が強かったのですが、最近では数十万から購入できます。

安いものだと数万円から購入することも出来ます。

実物を購入する以外にも、最近ではアート作品を共同購入するファンドがいくつか立ち上がっており、ファンドを通して一口〇〇円といった形でその作品のオーナーになることが出来るようになりました。

アート投資の基礎知識~現代アートとは~

投資対象として認識されるようになったアート作品ですが、中でも「現代アート」に人気が集まっており、投資対象として見られる傾向にあります。

では、現代アートとは何なのでしょうか?

大まかにいうと、私たちの生活する現代社会が抱えている問題をひもとき、社会や美術史への批判や皮肉を投影している作品のことです。
風刺画などはわかりやすい例です。

また、現代アートの特徴として挙げられるのが、「見る」アートではなく「考える」アートだという点です。

現代アート以前の作品とは異なり、現代アートは一見、この作品が何を表現したいのかわからないという特徴があります。
鑑賞する中で、「この作者は何を伝えたいのか?」を考え、新しい概念・コンセプトの表現を見るのが現代アートです。

そのため、現代アートにおいては、
知的で難解、考えないと何を伝えたいのかわからない作品
新しいコンセプト・概念を表現している

と評価される作品に、高い値段が付けられるようになっています。

アート投資のメリット①価値が下がらない

アート投資のメリットとして最も大きいのは、その作品の価値が下りづらい、という点です。

アート投資は、作品自体にはもちろんそうですが、それよりも「誰が作ったか」がより重要になります。
そのアーティストが創作をし続ける限り、作品の価値は下がりづらいです。

アーティストがより有名になっていけば、その分作品自体の価値も向上していきます。

アート投資のメリット②長期的にリターンを得やすい

価値が下がりづらいという点だけでも投資対象としては大きなメリットになりますが、長期的にリターンが増えやすいという点も、アート投資の魅力になります。

アート投資の売買手数料は15%~20%程度と、他の金融投資と比較して割高なのですが、この手数料を考慮した上でも1つの作品が2倍~5倍になることは珍しくありません。

今はまだ注目されていないけれども将来有望な若手アーティストの作品を購入する事が出来れば、投資額の数十倍~数百倍のリターンを得ることも可能です。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

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