2023
01/27
医師

IFA(資産運用アドバイザー)とは

IFAとは、Independent Financial Advisorの略称で、富裕層向けの資産運用アドバイザーにあたります。
一般的な証券営業やFPとは異なり、特定の金融機関に所属せず、中立的な立場でアドバイスできるため、独立系フィナンシャルアドバイザーとも呼ばれています。

IFAの顧客は金融資産1億円以上の富裕層です。
主にビジネスオーナーや弁護士や医師といった士業に従事する人々になります。

医師にとっても頼もしい存在IFA(資産運用アドバイザー)

IFAの顧客層の多くは、自身の事業運営などに忙しく、資産運用に時間を割くことが困難です。
特に医師は高収入であるがゆえに、所得税の税率も高く、金融知識を持ち合わせていないと大きな資産を築けない可能性があります。
自分の大事な資産を守るために頼りになるのが、IFAです。

IFAを活用することのメリット

IFAを活用することのメリットは、なんといっても資産運用に時間をかけずに効率よく資産を守ることができる点です。
IFAは金融機関に属していませんが、顧客に投資助言などを行う他、金融商品の注文などの手続きを代行してくれます。

証券営業と異なり、顧客本位で中長期的な視点から資産運用をサポートしてくれます。
転勤などで担当が変わることもなく、限定された金融商品の購入を勧めることもありません。

IFAを利用するデメリット

IFAを利用するデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

1.著名アナリストを有する大手金融機関
IFAは特定の金融機関に所属しないため、大手金融機関に属する著名なアナリストの分析データなどを参照することができません。
しかし、近年は多くの分析データがネット上で公開されており、IFAを活用することが不利になるといったことはあまりないといえます。

2.投資できない商品がある
大手証券会社に割当が多いIPOなどの公募商品を購入できない可能性があります。
しかし、資産を大きく増やすというより資産の目減りを防ぐといった意味では、公募商品の資産比率は低いものになるので投資できなかったとしても大きな問題にはなりえない可能性が高いです。

他方、大手証券会社が取り扱わない金融商品をIFA経由で保有することができるといったメリットがあります。

医師にIFA(資産運用アドバイザー)を薦めたい理由

医師にIFAがおすすめなのは、顧客ごとにオーダーメイドの提案をしてくれるためです。
金融機関に所属する証券営業であれば、ノルマの達成などもあり、企業本位の営業を行うケースがあります。
そのため、本業が忙しいときでも営業がかかってくるなど、仕事に影響が出てしまう可能性もあります。

その点、富裕層を顧客とする経験が豊富なIFAは、顧客本位の投資提案が行える存在です。
一生涯にわたって一人が担当してくれる安心感もあり、家族構成やキャリアプランなどを踏まえて長期的な安定資産を築く手助けをしてくれます。

どのように信頼できるIFAを見付けるか

IFAとは10年単位、長い人だと生涯にわたって付き合うことになります。
自分の属性や家族構成を把握して、最適なポートフォリオなどを構築してもらう存在ですので、信頼に足る人材を見つけたいものです。

現在は、ネット上から対応エリアや相談内容からIFA法人や個人のIFAを検索することが可能です。
IFAは多方面にわたって金融知識が豊富ではありますが、得意分野などはそれぞれ異なります。

各IFAの得意分野や相談実績などを調べた上で、実際に相談に赴くのが良いでしょう。

まとめ

IFAは税制や保険、資産運用などの金融知識に長けた金融の専門家です。
特定の金融機関に依存しておらず、中立的な長期的視点に立って、顧客本位の資産運用アドバイスなどを行います。

仕事で忙しい医師等にとって、個人情報や資産額に応じてオーダーメイドの資産運用の立案をしてくれるIFAは頼りになる存在になるといえるでしょう。
IFAを活用すれば、余計な時間や手間をかけずに資産を安定的に増やしていくことが可能です。

良いIFAを見つけるためには下調べも必要ですが、現在は自分に合ったIFAを見つけることはさほど難しいことではありません。
信頼に足るIFAに資産運用を任せることで、ストレスフリーに自分の資産を守ることができます。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者3万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

<ご注意事項>

  • 当社の所属金融商品取引業者等は株式会社SBI証券、東海東京証券株式会社、エアーズシー証券株式会社です。
  • 当社は所属金融商品取引業者等の代理権は有しません。
  • 当社はいかなる名目によるかを問わず、その行う金融商品仲介業に関して、お客様から金銭および有価証券のお預かりを行いません。
  • 各商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

[金融商品仲介業者]

商号等:株式会社ウェルス・パートナー

登録番号:関東財務局長(金仲)第810号

[所属金融商品取引業者]

商号等:株式会社SBI証券

金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会

商号等:東海東京証券株式会社

金融商品取引業者 登録番号:東海財務局長(金商)第140号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人日本STO協会

商号等:エアーズシー証券株式会社

金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第33号

加入協会:日本証券業協会

ご相談はこちらから
お名前*
お名前カナ*
メールアドレス*
電話番号*
第一希望日*
ご希望のお時間*
第二希望日*
ご希望のお時間*
面談場所*
ご相談を希望するアドバイザー
当日は代表の世古口が同席する場合がございます。
大まかな保有資産額を教えてください。*
ご年収を教えてください
当社を知ったきっかけ*
ご相談内容
利用規約*
上記でご入力いただいた内容は、当社からの連絡や情報提供などに利用するためのもので、それ以外の目的では使用いたしません。
また、その情報は、当社以外の第三者が利用することはございません。(法令などにより開示を求められた場合を除きます)
詳しくは、個人情報規約をご覧ください。
https://wealth-partner-re.com/policy/