2022
07/11
IFA

IFAに魅力を感じ利用したいと思ったら、どのような流れで取引をスタートすればいいのでしょうか。

証券会社と取引する場合は会社選びをして口座開設という流れになります。IFAへの相談の際も同じ流れで取引をはじめられるのかが問題です。

IFA(資産運用アドバイザー)へ相談する方法と流れについてご紹介します。

IFA(資産運用アドバイザー)とは

IFAとは「独立系ファイナンシャルアドバイザー」と呼ばれる資産運用や金融、投資のアドバイザーのことです。

投資や資産運用について相談できるアドバイザーの多くは銀行や証券会社などの特定の金融機関に所属しています。アドバイスやおすすめする金融商品も自身が所属する会社のものが中心です。

対してIFAは銀行や証券会社などの各金融機関に所属していないため、公正かつ中立的なアドバイスをします。会社に縛られることなく顧客にとって必要な有価証券や投資方法、金融サービスについてアドバイスできるのがIFAです。

IFAは市場や相場、ポートフォリオについてのアドバイスや投資信託、株式、債券などの説明、金融商品販売の仲介などを行なっています。

資産運用の際は中立的なアドバイザーであるIFAに相談することも可能です。

IFA(資産運用アドバイザー)に相談するには

IFAに相談するときは次のような流れで進めます。

・IFAに個別相談をする
・取引したいIFAと契約を結ぶ
・IFA経由で登録証券会社に口座開設する

IFAに相談するときは相談したいIFAを選ぶところからスタートです。相談したいIFAが見つかったら相性などを見るために一度相談してみることをおすすめします。
無料相談窓口などもありますので、IFA選びの際は積極的に利用してみてはいかがでしょう。

相談するIFAを決めたら契約です。IFAと契約を結びます。

次に取引するIFAを経由して証券会社の口座開設を行ないます。資産運用や投資の窓口は契約したIFAですが、資産の預かりは証券会社が行なうため、IFAが登録している証券会社に口座開設が必要です。

IFAを経由して登録証券会社の口座開設が済んだら取引開始になります。

IFA(資産運用アドバイザー)への相談と取引に発生する費用

IFAへの相談と取引では以下のような費用が発生します。

・IFAにアドバイスなどを受けるための手数料
・金融商品を売買するときの手数料
・信託報酬

IFAへの相談では資産運用や投資のサポートを受けるために既定の手数料を払わなければいけません。IFAへの相談にかかる費用や費用が発生するケース、支払いのタイミングなどは取引するIFAから個別に説明があります。IFAの費用で分からないことがあれば契約前に確認しておくことをおすすめします。

IFAへの相談とは別に取引では金融商品の売買や投資信託を保有する際の信託報酬も必要です。ただし、金融商品の売買手数料や投資信託の信託報酬はIFAを利用しなくても発生する費用です。

IFAとの取引で必要になる費用は「IFAを利用するための費用」「資産運用や投資で発生する基本的な費用(売買手数料や信託報酬)」の2種類になります。

IFA(資産運用アドバイザー)への相談と取引に発生する期間

金融機関の場合は担当者が転勤により数年で変わることも珍しくありません。担当者が変わるときは引継ぎが行なわれ、新しい担当を経由して資産運用や投資をするという流れではないでしょうか。金融機関との取引では会社側の都合で取引期間内に担当者が変わる可能性があります。

IFAとは5年や10年という長期でお付き合いすることも珍しくありません。期間内は契約したIFAが投資や資産運用のアドバイス、サポートを行います。期間の途中でIFAが変わることは原則的にありません。

IFAとは長期的にお付き合いすることが可能です。期間についても基本的にIFAから個別に説明があります。期間についての疑問があれば、取引するIFAに確認しておきましょう。

まとめ

IFAに相談するときはIFA探しをして個別相談や説明を経て契約という流れです。

契約後はIFAが登録している証券会社に口座を開設して、IFAにアドバイスやサポートを受けながら資産運用や投資をします。取引期間や発生する費用については、IFAから個別に説明があります。

IFAは資産運用や投資の目的を見据えて長期的にお付き合いできる点や、中立的なアドバイスやサポートを受けられる点が魅力です。

IFAへの相談を検討している方は、まずは無料相談などを通してIFAとのやり取りを体験してみてはいかがでしょう。

本記事の著者

世古口俊介
世古口俊介 代表取締役
プロフィール
2005年4月に日興コーディアル証券(現・SMBC日興証券)に新卒で入社し、プライベート・バンキング本部にて富裕層向けの証券営業に従事。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券(現・三菱UFJモルガンスタンレーPB証券)を経て2009年8月、クレディ・スイスのプライベートバンキング本部の立ち上げに参画し、同社の成長に貢献。同社同部門のプライベートバンカーとして、最年少でヴァイス・プレジデントに昇格、2016年5月に退職。2016年10月に株式会社ウェルス・パートナーを設立し、代表に就任。超富裕層のコンサルティングを行い1人での最高預かり残高は400億円。書籍出版や各種メディアへの寄稿、登録者14万人超のYouTubeチャンネル「世古口俊介の資産運用アカデミー」での情報発信を通じて日本人の資産形成に貢献。医師向けサイトm3.comのDoctors LIFESTYLEマネー部門の連載ランキング人気1位。
当社での役割
超富裕層顧客の資産配分と税務の最適化提案。
特に上場会社創業者の複雑な相続対策や優良未上場企業の組織再編に注力。
同社の代表として書籍の出版や日本経済新聞、週刊東洋経済、ZUUonlineなど各種メディアへの寄稿、投資教育普及のために子供向けの投資ワークショップなどを開催。

<ご注意事項>

  • 当社の所属金融商品取引業者等は株式会社SBI証券、東海東京証券株式会社、エアーズシー証券株式会社です。
  • 当社は所属金融商品取引業者等の代理権は有しません。
  • 当社はいかなる名目によるかを問わず、その行う金融商品仲介業に関して、お客様から金銭および有価証券のお預かりを行いません。
  • 各商品等へのご投資には、商品毎に所定の手数料や必要経費等をご負担いただく場合があります。また、各商品等は価格の変動等により損失が生じるおそれがあります。各商品等への投資に際してご負担いただく手数料等及びリスクは商品毎に異なりますので、詳細につきましては、WEBサイトの当該商品等のページ、金融商品取引法等に係る表示又は契約締結前交付書面等をご確認ください。

[金融商品仲介業者]

商号等:株式会社ウェルス・パートナー

登録番号:関東財務局長(金仲)第810号

[所属金融商品取引業者]

商号等:株式会社SBI証券

金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第44号、商品先物取引業者

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会、日本商品先物取引協会

商号等:東海東京証券株式会社

金融商品取引業者 登録番号:東海財務局長(金商)第140号

加入協会:日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人日本STO協会

商号等:エアーズシー証券株式会社

金融商品取引業者 登録番号:関東財務局長(金商)第33号

加入協会:日本証券業協会

ご相談はこちらから
お名前*
お名前カナ*
メールアドレス*
電話番号*
第一希望日*
ご希望のお時間*
第二希望日*
ご希望のお時間*
面談場所*
ご相談を希望するアドバイザー
当日は代表の世古口が同席する場合がございます。
大まかな保有資産額を教えてください。*
ご年収を教えてください
当社を知ったきっかけ*
ご相談内容
利用規約*
上記でご入力いただいた内容は、当社からの連絡や情報提供などに利用するためのもので、それ以外の目的では使用いたしません。
また、その情報は、当社以外の第三者が利用することはございません。(法令などにより開示を求められた場合を除きます)
詳しくは、個人情報規約をご覧ください。
https://wealth-partner-re.com/policy/