金融機関で金融商品を買って損をする人と損をしない人との5つの違いとは?詳しく解説します!

はじめに

金融機関で資産運用の運用成績が比較的良好なお客さまは、金融機関の営業担当者との距離感が適切です。

反対に、運用成績が芳しくないお客さまは、金融機関の営業担当者との距離感が近すぎる方が非常に多い傾向にあります。

今回は、その具体的な5つの特徴について書いてみます。

営業担当者の話を自分自身で検証するかどうか

金融機関の営業担当者からの情報提供があった場合に、運用成績のよいお客さまは、その話をすぐには納得しない方が比較的多いです。

そのようなお客さまは、営業担当者の情報提供が本当に正しいかどうか、またその情報を提供しての金融商品の売買の提案が妥当かどうかを、ご自身で納得されるまで検証されます。そして、疑問に感じる部分があれば、営業担当者に質問や確認を行います。

反対に、運用成績の芳しくないお客さまは、営業担当者がいろいろと調べてきてくれたので、それには間違いがないと考えて、自分自身で内容を検証せずに、営業担当者に言われるがままに投資判断をしがちです。

損をしたときの営業担当者への対応

金融機関の営業担当者は、日々様々な情報を収集し、お客さまに必要と思われる情報を提供して営業活動を行っています。しかし、投資で100%利益が生まれるかというと、残念ながらそうはいかず、どうしても損失が出ることがあります。

そのときの営業担当者への態度でも、運用成績のよいお客さまとそうでないお客さまとでは違いがあります。

この点、運用成績のよいお客さまは、損失が出ても営業員を必要以上に責め立てたりしません。自分で十分に考えて納得した上で投資判断をしているため、その投資を自分自身の責任であるとして反省します。

反対に、運用成績の芳しくないお客さまは、営業担当者の言っていることを信じたのに、その信頼を裏切られたとか、提供した情報自体に問題があったと、営業担当者を責める傾向にあります。

もちろん、十分な情報提供をしていない場合であれば、お怒りになるのはもっともなお話ですが、傾向としては、営業担当者の対応というよりも、損失が出たという事実に対し、お怒りになる方が多いです。

営業担当者に提案された金融商品を十分に理解しているかどうか

金融機関の営業担当者は、お客さまに提案内容を理解していただけるように日々様々な工夫をしながら営業活動を行っています。しかし、金融商品には仕組みが複雑な商品も少なくはないので、その内容を理解するのにはある程度時間がかかります。

そういう金融商品の提案があった際に、運用成績のよいお客さまであれば、営業担当者の話をよく聞き、金融商品の仕組みについて商品説明用資料をよく読まれます。

そして、営業担当者にわからない点や確認したい点を、しっかり質問をされます。

反対に、運用成績が芳しくないお客さまは、営業担当者の話を聞いたり、商品説明資料を見て、わからないことがあっても、十分に確認をしない傾向があります。

内容を理解できるかどうかよりも、儲かるかどうかを基準に考え、儲かりそうだと思えば、理解できない点を十分に確認せずに、購入してしまうケースが非常に多くあります。

自分なりの相場観を持っているかどうか

金融機関の営業担当者は、お客さまに情報提供する際に、今の相場状況を説明する資料を提供したり、口頭で説明することを日々行っています。

運用成績のよいお客さまは、そういった営業担当者から提供される情報を、積極的に聞きますし、自分自身が持っている情報と比較をします。

つまり、自分なりの相場観を持っています。営業担当者から、自分と違う相場状況に関する見立ての話を聞いた場合には、自分はそれとは違う考えを持っていることを営業担当者に話します。

反対に、運用成績が芳しくないお客さまは、営業担当者から相場状況に関する情報提供があった際に、ただ聞くだけで、営業担当者に対するリアクションがあまりありません。

それは、自分自身でも金融や経済に関する情報収集をして今現在の相場状況について考えていないことケースが多いように感じます。

金融資産の管理をしない

金融機関の営業担当者は、日々担当するお客さまの資産状況についてチェックをして、大きな変化があった場合には特に連絡を入れるようにしています。

ただ、営業担当者は一人のお客様の資産状況だけを管理しているのではなく、複数のお客様の資産を同時に管理しています。できるだけきめ細かく資産を管理するように努めてはいても、担当者だけの力で、100%完璧な管理ができるわけではありません。

運用成績のよいお客さまは、こういったことを理解されていて、資産の管理を営業担当者にまかせっきりにはしません。例えば、相場が急変したときには、自ら現在保有している資産にどれくらいの影響が出ているか、自ら確認します。

また、取引残高報告書が通知されれば、その内容を必ず確認し、不明な点などあれば、問い合わせをします。

反対に、運用成績が芳しくないお客さまは、自ら、営業担当者に問い合わせをすることはあまりありません。担当者が見てくれているからと考え、営業担当者に、まかせっきりにしてしまいがちです。

まとめ

資産運用のアドバイスや資産管理を金融機関の営業担当者に頼ることは、間違ってはいません。また、信頼できると感じる営業担当者のことを信頼することも悪いことではありません。

しかし、あくまで投資は自己責任で行うものです。最終的な投資判断や資産管理をして決定を下すのはお客さま自身です。営業担当者を信頼することと、投資判断や資産管理に関する決定を営業担当者に任せること、この2つは別物です。

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