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2021年 年頭所感(ウェルス・パートナー代表 世古口俊介)

2021年は「最高の提案」を実現するために私欲を捨てる。

皆様、明けましておめでとうございます。私の年頭所感を発表させていただきます。2020年はコロナによって世の中は激動の一年になりました。経済やマーケットにとっても激動の年で私たちのお客様の資産も大きく上下しました。

そういう不安が多い中で当社にご相談いただくお客様は倍増し、当社は大きく成長できたと考えています。子会社である資産デザインソリューションズの会員も大幅に増加し、コンサルティング事業も拡大しました。働き方はリモートワークやリモートミーティングが中心となり生産性が大幅に向上し、また大手会計事務所から税理士が入社し、顧客税務の最適化にもより一層磨きがかかりました。

以上を踏まえて2021年は改めて創業理念である「顧客に最高の提案をする」という原点に回帰しようと思います。私の投資アドバイザー人生は最高の提案とは何かを追求する15年間でした。私がたどり着いた最高の提案をするための条件は「私欲を捨てる」ことです。

当社が販売会社である以上、顧客利益と自社利益は相反する関係にあります。そこを理念で乗り越えてきたつもりですが、私にはまだ100%私欲を捨てることはできていません。1%の私欲が私が最高の提案に到達することを阻んでいます。何をどうすれば顧客の資産が最適化されるかは15年間のコンサルティングの経験でほぼ答えはわかりました。しかし自分の私欲を100%捨てる方法がまだ私にはわかりません。

もしかしたら出家して仏道に入るしか方法はないかもしれません。それしか方法がないなら私は出家する覚悟で私欲を捨てて最高の提案をする所存です。そういった創業当時の熱い気持ちを思い出して、最高の提案を模索するそんな2021年にしたいと考えています。

以上ではございますが、本年も何卒一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社ウェルスパートナー
代表取締役 世古口俊介